新区長 横顔拝見

 新年度を迎え大阪市24区では14人の新区長が誕生した。区の魅力や課題をどう捉え、自身の力をいかに生かして区政を運営していくのか思いを聞いた。

西区 岸本 孝之区長

2017年5月17日

人口急増対策が急務

「人のつながりを感じるまち」と話す岸本区長

 −区の魅力は。

 区として古い歴史があり、川に面したリバーフロントや、都心のオアシス・靱公園など都心に位置しながら自然環境が豊か。地域コミュニティーがしっかりしており、人々のつながりを感じるまち。地域活動も盛んで貴重な人的資源に恵まれている。また市立中央図書館や京セラドーム大阪、靱テニスセンターといった文化・スポーツ施設がそろっている。

 −課題は。

 区東側での巨大マンションの急増に伴う人口増への対策。大量流入がある子育て世代の支援として保育、教育の対応が急務となっている。人口増の中、町会加入率が低下し、これまでの西区のいいところが継続できなくなりかねないことを懸念。防災面では南海トラフ巨大地震によって浸水地域となるため、より具体的、実践的な行動に結びつけるかが課題で、ここでも地域連携が欠かせない。

 −趣味は。

 自然が好きで、若い頃から北アルプスなどに登った山男。最近も穂高や立山に行った。写真撮影は10代後半から始めており、行く先々で季節の花や風景をカメラに収めることがリラックスにつながっている。

(おわり)
 【プロフィル】きしもと・たかゆき 1984年に大阪市に奉職。人事委員会事務局、市長室などに勤務。総務局副理事(大阪府派遣)、ゆとりとみどり振興局博物館群担当部長、経済戦略局文化部長などを経て、2014年4月から総務局行政部長を務めた。大阪市浪速区在住。55歳。