連載・特集

ドドンと行こうぜタイガース

矢野選手、お疲れさま

2010年9月7日

 矢野燿大(あきひろ)捕手(41)が20年間の現役生活にピリオドを打ち、今季限りの現役引退を発表。早速電話し、「長い間、お疲れさんでした」とねぎらうと、「チームが優勝目指して頑張っている時に、私事ですみません」と彼らしい返事。残り試合についても「引退セレモニーとかそんなことではなく、ボクがお役に立てることがまだあるかもしれないので、最後までユニホームを着ます」という彼らしい答えでした。

 引退後は、チームを離れてネット裏から勉強する可能性大。わたしはMBS毎日放送の野球解説に加わってくれると、勝手に決めています。それには訳があるんです。彼と初めて話したのは、中日から移籍の決まった1997年秋。91年に東北福祉大からプロ入りした後は、中村武志捕手の陰で2番手の存在でした。

 翌春のキャンプで話すと、お互い大阪出身と分かって意気投合。卓越した野球理論に驚き、その後わたしの「ミスタートラの会」ゴルフにも、八木裕外野手とともに“YY(わいわい)コンビ”として常連に。2人には当時から「引退後は必ず、MBS解説者になるように」とお願いしていました。八木選手はその通りになり、今度は矢野選手の番です。

 昨オフに「思い切って右ひじを手術するか否か」で相当悩んだ時期がありました。新たに城島捕手が加わり、矢野選手は手術すれば今季を棒に振ります。この年になれば、もう来季契約の保障はありません。恩師の星野SDに相談し、「試合に出るだけが野球じゃない。将来のためベンチで勉強せよ」との助言をもらい、その通り実行。

 今季は8試合に出場しただけでしたが、できるだけ早い時期に、一緒に食事して労をねぎらいたいと思っています。

(1179キロヘルツMBSラジオパーソナリティー)