トレンド特急便

働く女性を応援 専用売り場誕生

2018年9月12日

社会進出後押し

働く女性を応援するスーツやコートが並ぶ売り場

 総務省が発表した今年7月の労働力調査によると、15〜64歳の女性に占める就業者の割合は69・9%で、比較可能な1968年以降で最高となり、“働く女性”が増えたことが要因とみられる。女性の社会進出を後押しするため、女性用のスーツ売り場が誕生するなど、多様化するニーズに応える商品の提供が始まっている。

 女性の就業率は、15〜24歳や60〜64歳で大きく増え、同省はアルバイトや定年後の再雇用で就業者が拡大したことが影響したと分析している。

 女性向け求人情報サイト「エンウィメンズワーク」が「自分磨き」をテーマにアンケートを実施し、女性583人が回答した。

 「自分磨きにしていること」を尋ねる項目では、「ファッションに気を遣う」の回答が39%で最多。「自分磨きの目的」は、「自分に自信を持つため(48%)」、「人間として成長するため(32%)」で、働く上でファッションに関心が高いことが浮かんだ。

 かねて高島屋大阪店(大阪市中央区)の婦人服売り場には「スーツが探しにくい」「欲しいスーツが見つからない」という声が寄せられ、一つの売り場で複数のブランドのスーツを比較購買できる売り場が登場した。

 30〜40代がメインターゲット。売り場を担当する巽杏里係長は「働く女性のニーズをくみ取り、一人でも多く買い物に来てもらえるような売り場にしたい」と話した。