トレンド特急便

高島屋にロボット売場

新たな顧客層に期待
2018年10月24日

関西初の専門ショップ

高島屋大阪店にオープンした「ロボティクススタジオ」

 高島屋大阪店(大阪市中央区)に10月、関西初のロボット専門ショップ「ロボティクススタジオ」がオープンした。技術革新が進むロボットや、モノのインターネット(IoT)は、スマートフォンのように生活に密着して欠かせないものになりつつある。遠方で暮らす家族を見守るロボットや、家事をサポートするIoT製品など、「ロボットと人が共生する新たな暮らし」を提案し、新たな客層の開拓につなげる。

 売り場面積は約60平方メートルで、商品数は80〜90点をそろえる。高島屋は2017年10月、百貨店で初の常設ロボット売り場を新宿店(東京都)に開設。大阪店は新宿店の3倍程度の売り場スペースがある。

 会話を主とした触れ合いを通し、癒やしや心の豊かさが得られる「コミュニケーション型」ロボットは会話機能や、外出先から離れた場所の様子を確認する見守り機能などを備えたものがある。

 暮らしを便利にする「ライフスタイル型」ロボットは、乾いた洗濯物を入れると人工知能(AI)が衣類の特徴を認識し、ロボットアームが衣類に最適な折りたたみを行う全自動洗濯物折りたたみロボットを展示。アプリからWi−Fi(ワイファイ)経由で家電を操作する製品はスマートスピーカーにも対応し、声で家電を操作することもできる。

 20年の次期学習指導要領を見据え、英語教育やプログラミングに親しむロボットやIoT教材もそろう。友達と会話する感覚で英会話ができるAI搭載コミュニケーションロボットや、数字やアルファベットの形をした木のブロックとタブレットを使う知育教材など、遊びの中で外国語を学ぶ機能を備えた商品を紹介する。

 売り場を担当した田所博利セントラルバイヤーは「ロボットが生活に浸透する入り口のような売り場になれば」と期待を込める。