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フランス料理コンクール 22歳の山本さん優勝

2018年11月3日

「さらに腕を磨きたい」 手際や衛生管理面も評価

フランス料理コンクールで優勝した山本さん
コンクールで優勝を飾った温製メイン料理

 リーガロイヤルホテル(大阪市北区)の調理部に勤務する山本健太郎さん(22)が、29歳以下の料理人を対象にした国内のフランス料理コンクールで優勝を飾った。料理の味はもちろんホテル内で培った衛生面での動きも高く評価され、「これを励みにさらに腕を磨く」と意気込みを新たにしている。

 コンクールは、フランスレストラン文化振興協会(APGF)などが主催する「第1回APGF&リエゾンコラボ企画“アンダー29”料理コンクール」。40人の若手“プロ”が出場し、予選を突破した12人による決勝(実技および試食審査)は10月2日に東京で開かれた。

 課題は「若鶏とラングドック産赤ワインのソースを使用した温製メイン料理」。山本さんは相性の良い鶏とエビを組み合わせたメインなどに、鶏骨を使い赤ワインやフォンドボー(子牛のだし)と合わせた深みのあるソースを用意した。

 決勝当日は、2時間以内に4皿を完成させるルールで、手際の良さや衛生管理も評価の対象。「生肉を扱った後の洗いや、作業台の上をごちゃごちゃにしないのはホテルでも徹底しており、普段通り落ち着いてできた」と振り返る。

 現在、入社3年目で、今年8月には同ホテルグループ内の料理コンテスト(西洋料理若手の部)で優勝した。外部コンクールで頂点に立つのは今回が初めて。これにより2019年に東京であるフランス料理コンクール「メートル・キュイジニエ・ド・フランス“ジャン・シリンジャー杯”」の決勝シード権を獲得した。

 期待のホープは「仕事ができる人に囲まれているので、まだまだ勉強。ブライダルなどホテルで晴れの日を迎えるお客さまにとってより良い一日になるよう、おいしい料理を提供したい」と話していた。

 やまもと・けんたろう 1995年12月生まれ、奈良県出身。辻学園調理製菓専門学校を卒業後、2016年4月にロイヤルホテル入社。現在はリーガロイヤルホテル(大阪)の調理部サプライホットで宴会料理を担当する。


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