連載・特集

亀井澄夫の妖怪不思議千一夜


茨木市福井

 その昔、茨木市の福井に評判の良い男がいた。人から勧められて丹波の山奥の女性を嫁にもらったが、これがもう美人でよく働いて気がきく。だが不思議なことに、夫のためにはいろいろ料理を作る...
2018年4月16日

泉佐野市湊、堺市堺区市野町あたり

 浄瑠璃を語る名人が、和泉の国の佐野村(現・泉佐野市湊のあたり)にいた。名を浦太夫といい、大坂に通い浄瑠璃を語っていた。
2018年3月19日

池田市

 明治の頃、尼崎から池田へ天秤(てんびん)棒に桶(おけ)を下げて魚を売り歩く行商人がいた。今ではまったくその名残すらないが、「尼安」という建物の名前を池田市で見つけた。おそらく元は...
2018年3月5日

岸和田市山直中町、高石市取石

 泉州山直(やまだい)の里に惣兵衛(そうべえ)という飛脚がいた。ある日、取石池(とろしいけ)のほとりを歩いていると、品の良さそうな老人が声をかけてくる。「この手紙を久米田池(くめだ...
2018年4月2日

和泉市井ノ口町

 和泉市の井ノ口村(井ノ口町)に金持ちの両親と息子がいた。そこにひょっこり板原村(泉大津市板原町)の老夫婦が訪ねてきて「わしらの孫娘をもらってくれんかの」と言う。そろそろ息子の嫁の...
2018年2月19日

大阪市北区兎我野町

 兎我野町に伝わる、マンガに出てくる子泣きじじいのような話。その町に住む市松という男は、毎日カゴいっぱいに野菜を入れて天満の青物市場に納めに行っていた。
2018年2月6日

八尾市福万寺町

 八尾市福万寺町にある三十八(みとや)神社付近に南北朝時代、文和年間(1352〜55)の頃、福万寺城というお城ができた。近江源氏の流れをくむ佐々木家の城であった。
2018年1月22日

大阪市平野区

 今回は狐(キツネ)にまつわる昔話の定番のようなお話。酒屋の主人が知人の婚礼に呼ばれてほろ酔い気分での帰り道、手にはおみやげの折り詰めをさげ、ちどり足で歩いている。
2018年1月8日

東大阪市菱江

 大阪の妖怪話は、それほどバラエティーに富んでいるわけではない。狐(キツネ)、狸(タヌキ)、天狗(てんぐ)など代表的なものが多く、河童(カッパ)もそのうちのひとつだ。大阪の場合、ガ...
2017年12月18日