岡力の「のぞき見雑記帳」

第3回大阪ともしび大賞決定!!

2016年12月24日

お笑いタレント ソエジマ隊員さん

賞状を手にするソエジマ隊員さん

 なにわの地で信念を貫き、人知れず活動する方に対し功績をたたえる「大阪ともしび大賞」。自身の年末恒例行事となっているが、今年も独断で選考し決定した。見事受賞したのは、某野球選手に扮(ふん)して活動するお笑いタレントの「ソエジマ隊員」さんである。

 吹田市出身の40歳。一風変わった芸名は、幼少期から好きな特撮ヒーローに由来する。龍谷大学時代には学業の傍らヒーローショーのバイトに没頭した。卒業後、見聞を広めるためオーストラリアのワーキングホリデーに参加。和食レストランで働きながら生計を立てた。帰国後、実家の不動産業を継ぎ支社のあった鹿児島で7年間過ごす。経営者の傍ら小劇団に所属。自ら公演を企画した「アクトマンショー」という名のキャラクターで児童施設を巡業し活躍した。

 帰阪後も芸能界への憧れは途切れることがなく、松竹芸能が実施するオーディションを受け念願の所属となった。ピン芸人として活動する中、ある日転機が訪れる。スタッフから「ダルビッシュに似ていないか?」と言われ半信半疑で帽子を購入。その後も徐々にアイテムを増やす。キャラクターの研究を重ねる日々。さまざまな言葉の語尾に「テキサス」とつけ芸風も確立していった。

 2013年にはテレビ番組の企画で阪神タイガーズ144試合を訪問し見事制覇した。メジャーリーガーに扮して球場を訪れる模様はソーシャルメディアでも話題となり全国の野球ファンに認知された。今秋からは、地元ケーブルテレビのスポーツバラエティー番組でナビゲーターを務め郷土アスリートを紹介している。

 「ご本人(ダルビッシュ)には、直接お会いしていませんが知人の方に認識していただいているので外堀は埋まりつつあります。来年は、この格好でプロ野球の始球式に出てみたいですね」と語るソエジマ隊員さん。夢と希望に満ちあふれた戦いが始まろうとしている。(コラムニスト)