岡力の「のぞき見雑記帳」

めんたいパーク大阪ATC

2017年1月21日

新感覚の食育テーマパーク

連日、多くの人でにぎわう

 昨年11月、南港にオープンした「めんたいパーク大阪ATC」が話題を呼んでいる。同テーマパークは、明太子(めんたいこ)メーカーの「かねふく」が運営。「来て楽しい」、「買って楽しい」、「食べて楽しい」をモットーに老若男女が楽しめる施設を目指している。

 施設内にある「めんたいラボ」は、明太子の歴史や製造過程がレプリカで学べる食育ゾーンとなっている。「イクラの親は、鮭(サケ)」と想像できるが「明太子の親は?」と聞かれ親しみある食材でありながら意外に思い浮かばないのが現状。魚の生態系を学術的に解説しているので子どもの自由研究にも最適である。ちなみに数多く種類のあるタラでもスケトウダラの卵だけが明太子になる。目玉は、パーク内の一角に構える工場。鮮度にこだわる同社が培ってきたノウハウをガラス越しで見学することができる。

 それらをふんだんに使用した商品が並ぶフードコーナーでは、「明太子ジャンボおにぎり」や「明太ぶたまん」を販売。凍結加工をしておらずプチプチの食感が堪能できる。なかでも衝撃を受けたのは、バニラに明太子を練り込んだ「めんたいソフトクリーム」。ピンクに染まるソフトクリームを恐る恐る口にする。「辛い」と「甘い」が絶妙なバランスで口に広がり「うまい」と化す…。話のタネに注文したがヤミツキになる逸品である。

 一つの食材をコンセプトにここまで展開できるとは驚きである。また自社の商品を宣伝するのではなく業界全体を見据え啓発しているところに共感できる。これを機にさまざまな食材のテーマパークが増える事を期待したい。

 ■めんたいパーク大阪ATC
 午前11時〜午後6時半、入場無料、大阪市住之江区南港北2の1の10、ATCビルITM棟2F G―1