岡力の「のぞき見雑記帳」

ウクレレ王子 鈴木智貴さん 

2017年10月16日

小さな相棒と共に世界で活躍!!

「一家に1台ウクレレを」と話す鈴木智貴さん

 大阪ミナミのライブハウス。熱い拍手の中、ウクレレを持った青年がステージに登場すると心地の良いメロディーが会場全体を覆う。今、「ウクレレ王子」と称され多くのオーディエンスを魅了する鈴木智貴さんが注目を集めている。

 1990年生まれ、3歳からクラシックピアノを習い音楽へ関心を抱くようになる。高校卒業後、プロのギター奏者を夢見て大阪芸術大学ポピュラー音楽コースに進学。縛りのない環境の中、ひたすらギターに没頭した。卒業時、気分転換として始めたのがウクレレだった。しかし後に片時も手放せない仕事の相棒となった。

 2015年には、日本最高峰とたたえられている第8回ジ・ウクレレコンテストに出場し大賞を受賞。その後、タイで行われた世界大会でもグランプリを獲得した。趣味で始めてわずか3年での快挙となった。

 現在、プロの奏者として忙しい毎日を送る。関西を拠点に全国へ出張し、年間150本のライブを実施。活動の傍ら音楽教室で8歳から70歳まで約100人の生徒に対して指導も行っている。

 今後を見据えて普及活動を行う鈴木さんにお話を伺った。「ウクレレの魅力は、手が疲れない、持ち運び便利、そして…インテリアとしても最適なところですかね(笑)。ウクレレと言うとハワイアンのイメージが強いですけどポップスとして演奏しています。ぼくの演奏は歌がないので聴く人の心でさまざまな情景を描いてほしいですね」。

 現在、一人でも多くの方に知ってもらおうと動画サイトへの投稿やアコーディオン、ピアニカといった他楽器奏者とも積極的にセッションを行っている。今秋からは、冠ラジオ番組がスタート。これまでの概念にとらわれず、さまざまな手法でウクレレの魅力を啓発し活動の領域を広げていく。

(コラムニスト)
■番組情報
「鈴木智貴のまにまにレディオ!」毎週木曜午後8時半から生放送(YES―fm)http://www.yesfm.jp/program/category/suzuki/