岡力の「のぞき見雑記帳」

大阪百貨店

2017年11月14日

東京都心にリトル大阪

東京の真ん中にうまいもんが集結!

 仕事の打ち合わせで東京出張へ行ったときの事。有楽町駅前にある東京交通会館を散策していると信じられない光景が目の前に突如現れた。

 2011年7月28日(なにわの日)に開業した「大阪百貨店」は、約500種にもおよぶ浪花ゆかりのえぇもん、うまいもんを販売するアンテナショップである。大大阪時代をほうふつさせるモダンな雰囲気の店内には、これまで本紙で取材してきた在阪企業の銘品がずらり勢ぞろい。「おっ!まさかの東京でお会いしましたね」と同窓会気分で店内を回遊する。かゆい所に手が届く満点の品ぞろえ。大阪でも なかなかお目にかかれないレアなアイテムもあり「参りました…」と脱帽である。

 隣接するイートインスペースでは、たこ焼き、豚まん、どて焼きといった定番の郷土料理を食する事ができる。多い時には、一日400食のたこ焼きが売れると言うから驚きである。意外なことに「いか焼き」は、関東であまり認知されておらず「姿焼き」を想像したお客さまからはどよめきが起きると言う。

 広報の谷口清子さんにお話を伺った。「当店では、まめに大阪へ出向き売れ筋商品をチェックしています。もちろんバイヤーには、大阪人を起用しています。東京では、ここでしか販売していない商品も多数あります。関西出身の方をはじめ大阪ブランドを好む関東在住の方が多く来られます。一番売れているのは、どん兵衛の関西風ですかね。東京でも薄味は、人気です」。

 都会の真ん中にでんと店舗を構えるまさにリトル大阪。これから進学や転勤で上京する人間は、故郷が恋しくなったら迷わずこの地を訪れるべきである。心地の良い香りがあなたを迎えてくれるだろう。ちなみに私は、手ぶらで東京へ行きここで手土産を買うことがある。まさに大阪人の強い味方と言える場所である。

(コラムニスト)
 ■大阪百貨店
 東京都千代田区有楽町2の10の1 交通会館1F、営業時間は午前10時〜午後10時(日祝祭日は午後8時)、JR山手線・京浜東北線「有楽町駅」京橋口(銀座側)より徒歩1分、http://www.osaka−hyakkaten.jp/