2009/10/19
 戦 評 −一般の部−

枚方マスターズ初V 松江市3位

一般の部 枚方マスターズは3区の上山(左)が総合トップで4区浅野へたすきリレー。ともに一般の部で区間賞に輝く
 【評】トップと1秒差の2位でスタートを切った枚方マスターズが3区でトップに立ち、その後は追う住友電工を引き離して初優勝を飾った。

 枚方マスターズは1区高田と2区田中がともに2位でたすきをつなぐと、3区上山が総合トップに躍り出る区間賞の好走で優勝を手繰り寄せた。4区浅野、5区中山が区間賞を奪う力走で2位以下を引き離し、6区河合、アンカー岩下が首位をキープして逃げ切った。

 住友電工は2区藤村が区間トップの力走で首位を奪ったが、追撃及ばず。前年覇者の松江市は3区小林が区間2位の好タイムで3位の徳島陸上クAに1秒差まで詰め寄ると、4区安達がかわしてそのまま3位をキープした。5区小村の力走で浮上したホシザキ電機が4位。鳥取県勢では布勢AC(1)が5位と健闘した。

 総合1位に躍り出た枚方マスターズの3区上山。「無我夢中で走り、(トップでつなげて)うれしかった」と、区間賞の走りに満面の笑みを浮かべた。

 中山監督は「最近の調子を見て配置した」と、中盤区間で鍵を握るとみた3区を好調の上山に託した。レースは、チーム最年長でエースの1区高田が総合4位と好スタートを切ると、2区田中がこれをキープ。

 この場面でたすきを受けたのが上山。たすきを肩からしっかりと着けると、先頭が見える第2集団に陣取った。前の集団は奈良産大Aの松本ら学生選手がリードして高速ペースで展開していた。

 「前半5キロほどまではしんどかったが、スピードの速い学生のペースを利用した」と上山。探りながら抜き出るチャンスをうかがった。5キロすぎ、先頭集団から学生が1人脱落すると集団がペースダウン。それまでの走りを維持した上山はすっと先頭集団に食い込み、ここで首位進出のタイミングを計った。

 学生選手らがバテ気味となったラスト1・5キロ。「ここだ」。29歳のベテランランナーは一気に仕掛けて先頭を奪った。以前にもこのコースを走った上山。経験も後押しした。風を切って第3中継所へなだれ込み、4区の走者へたすきを委ねた。

 上山の力走に刺激を受けた4区浅野、5区中山も区間賞に輝く力走で優勝を大きく引き寄せた。

 中山監督は「メンバー7人が個々に自分の持てる力を発揮しての勝利。なかでも総合トップに立った上山の走りは光る」と栄冠を手に喜んでいた。

インデックス
一般の部
自衛隊の部
大学の部
高校の部


区間賞
◇一 般◇
1区 片山 弘之(徳島陸上クA)   30分44秒
2区 藤村 行央(住友電工)     8分24秒
3区 上山 博也(枚方マスターズ)  25分7秒
4区 浅野 和樹(枚方マスターズ)  26分42秒
5区 中山  徹(枚方マスターズ)  9分40秒
6区 浅井  猛(住友電工)     15分2秒
7区 木村 亮介(住友電工)     15分42秒
◇自衛隊◇
1区 原  真一(自衛隊米子A)   30分32秒
2区 杉浦 正明(信太山自衛隊)   8分53秒
3区 安松 伸晃(信太山自衛隊)   25分15秒
4区 池本 大介(自衛隊米子A)   26分2秒
5区 古川 裕一(信太山自衛隊)   9分40秒
6区 寺島  毅(信太山自衛隊)   15分32秒
7区 高本 敬司(自衛隊米子A)   15分56秒
◇大 学◇
1区 寺崎 宏紀(立命大A)     30分38秒
2区 池田 充伺(関学大A)    ◎8分28秒
3区 松本 信行(奈良産大A)    24分41秒
4区 前田 隼矢(関学大A)     26分3秒
5区 天野 正治(奈良産大A)    9分15秒
6区 上村 康成(奈良産大A)   ◎14分50秒
7区 J・クアライ(奈良産大A)   15分9秒
◇高 校◇
1区 天野 健太(洛南A)      31分14秒
2区 小嶋 大輝(鳥取育英A)    8分42秒
3区 N・スティーブン(福岡一)  ◎23分31秒
4区 広瀬 大貴(洛南B)      26分0秒
5区 小西 雄大(洛南A)      9分27秒
6区 東浦 克幸(洛南A)      15分17秒
7区 清水健二朗(鳥取育英A)    15分37秒
 (◎は区間最高記録)

本ページ内に掲載の記事・写真など一切の無断転載を禁じます。
すべての記事・写真の著作権は新日本海新聞社に帰属します。

トップページへもどる