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最優秀作品紹介
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  最優秀賞作品紹介
小学生の部・河本拓真さん (鳥取市立瑞穂小学校6年)
5月15日の日本海新聞「県産食材使用率73% 公立の学校給食過去最高」を読んで
 「今日の給食おいしい!」と思うことが去年から増えてきたように思います。そんなある日、そうだったのか、なるほどなあと思う出来事がありました。朝、新聞を読んでいた時のことです。

 それは、鳥取県の小学校、中学校の給食の県産食材使用率が平均73%と、過去最高になったということでした。ちなみに、ぼくの住んでいる気高町では、県産の食材使用率が86%もあるそうです。その食材の中に、ぼくの大好きなお米、キュウリ、キャベツ、ジャガイモなどの食材が盛りだくさんです。

 去年、社会科の学習で「地産地消」という言葉を勉強しました。地元でとれた食材を地元で消費するということです。それに関連して、日本は食料自給率がとても低いということも勉強しました。特に、大豆が低いそうです。ぼくの学校の給食のこんだてを見ても、気高町産の食材のこう目に、「大豆」という文字がありません。

 しかし、大豆以外のこう目は日に日に増えているので、とてもうれしく思っています。給食の県産食材使用率が高いということが、どんなにすごいことで、すばらしいかということを身にしみて感じます。

 最近、世界中で異常気象が次々と起こっていることを耳にします。こういった厳しい状きょうの中で、こんなことが実現できるということは、とてもすごいことです。県産の食材を使うことは、郷土を大事にすることにもつながるそうです。自分のふるさと、それは宝物です。ぼくのふるさと瑞穂を大事にする気持ちを、もっともっと持てたらいいなと思います。

 この記事を読んだことがきっかけで、いろいろなことに気付けたし、給食を食べるのがますます楽しみになりました、このすばらしい取り組みが全国へ広がっていくことを願っています。

中学生の部・長谷川千晃さん (米子市立尚徳中学校2年)
6月3日の日本海新聞「『一日氏子』で祭り継承  米子・賀茂神社天満宮」を読んで
 私がこの記事を読んで最初に感じたのは、「郷土愛」と「伝統を大切に思う気持ち」です。現代社会において、過疎化・少子高齢化が進む中で、伝統を守り、次の世代へつなげたいと思う気持ちと、そのために今回のような策に出たことが心に残りました。

 なぜなら、それほど郷土に愛着があるということだろうと思うとともに、さらに「地域を疲弊させないようようにし、なおかつ、祭りを継承していく」という、地域や祭りへの熱い気持ちを感じたからです。

 私は、自分の住む地域が、米子市が、鳥取県が大好きです。都市部ほど便利ではなくても、他県ほど観光名所がなくても大好きです。自分を育ててくれた場所であり、大切な思い出もたくさんあります。

 けれど、残念なことに、私の地域の小・中学校の生徒数は年々減っています。それに比すように、地域の祭りも少しずつ元気をなくしつつあるように思います。だけど、私は地域の神社も祭りも大好きで、誇りを持っています。だから、地域や祭りのにぎわいがなくなっていってしまうことが悲しいし、悔しいし、寂しいです。私の大好きなものが愛されていないようだからです。

 でも、この記事を読んだら、そんなことはないのだと思えました。地元を愛している人がいないはずがないということを感じ、うれしくなりました。米子は温かみがあって、人々も優しくて、居心地が良くて、本当に私の宝物です。だから、廃れさせたくないし、もっと活性化させたいです。今のままだと、何十年かしたら人がいなくなってしまうかもしれないとの調査記事を読んだことがあります。そこにすごく危機感を覚えました。

 そこで必要だと思うのが「郷土愛」と「伝統を大切に思う気持ち」です。一人一人が郷土・伝統への愛着を持っていれば、米子市は今よりさらに素敵な場所になると思います。

 賀茂神社の一日氏子を体験する人の中には、またやりたいと感じる人が必ずいると思うし、体験をきっかけに自分の地域に興味を持ったり、見つめ直したりする人も出てくると思います。だから、一日氏子の策は、地域と住民をつなぐ良い案だと思いました。

 私たちの地域の祭りは宗像神社で行われ、地元の小学生たちがみこしを担ぎます。私は中学生なので、もう子どもみこしには参加できませんが、参加していたころのことは楽しい思い出として心に残っています。

 だから、後輩たちにも祭りに参加して良い思い出をつくってほしいです。そのためにも祭りが続いていくことを願っています。だから、賀茂神社の方々の気持ちが分かるような気がします。そして他人事のように思えません。

 祭りを他地域に人々と共に行うことにより、祭りの活性化や親睦の深まり、地域の伝統への関心の高まりや、意識の向上などが期待できるだろうと感じたので、他の地域でも今後、検討されるのではないかと思いました。  一つ一つの地域の活性化が、米子市全体の活性化につながると私は考えています。

高校生の部・山崎奈々子さん (米子北斗高校3年)
4月24日の日本海新聞「潮流 風景を生きることと地域医療」を読んで
 私は医療に興味があります。その中でも特に「地域医療」に興味があります。小学校の時に見たテレビドラマがきっかけで、本などを読んでいくうちに、どんどん興味を持ちました。高校生になり、新聞を読むようになってからは、地域医療の記事があると、切り取ってノートに貼るようになりました。

 その中で、鳥取大学医学部地域医療学講座教授の谷口晋一氏の「風景を生きることと地域医療」という見出しの文章に、私は何か引きつけられるものを感じました。風景を生きることと地域医療にどんな共通点があるのか、とても興味を持ちました。

 一番心に響いたのは、「先祖や近しく想(おも)う過去の人々は、目に見えないけれど、こころの風景のなかで支えてくれていて、その風景のなかで自分は生かされている」という言葉です。

 これまで、風景に自分が生かされているなんて考えたこともありませんでした。でも、考えてみると、私は四季でいろいろな姿を見せてくれる大山の風景や、家のまわりの田んぼの風景など、風景のなかで生かされていることに気付きました。

 実際、私はつらいとき、苦しい時、思い悩んだ時などに、壮大な大山の姿に何度も励まされたことがありました。そのように考えると、やはり医療も自分の見慣れた風景の場所で行われるのが一番だと思います。私がつらい時、苦しい時に、何度も大山に励まされたように、病気で治療を受けている人も、自分の見慣れた風景に励まされたり、背中を押されたりすると思います。

 また、最期を迎える時も、病室での苦しい入院生活の末の最期よりも、自分の住み慣れた家で、見慣れた風景のなかで向かえる最期の方がいいと思います。

 そのなかで、重要となってくるのは地域医療で、特に在宅医療の存在だと思います。高齢者の場合、入院すると認知症の進行などが心配になります。しかし、在宅医療は家で医療が受けられるので、入院による認知症の進行などの心配が少なくなると思います。

 また、自分の家で最期を迎えることを望む人は多いと思います。自分の家で最期を向かえることができるということは、とてもすばらしいことです。家族に見守られ、風景に見守られ、地域の人に見守られ、最期の時を迎えられたら、とても幸せだと思います。

 谷口氏は、医者になってしばらくは、病室に行っても医療処置の他に自分に何ができるだろうか、「何かをしてあげなければ」と思い悩んだそうです。私は将来、医師になりたいという夢がありますが、もし私が同じ状況なら、私も同じように思うと思います。

 しかし、在宅医療は医者はもちろんのこと、家族や地域の協力が不可欠だと思います。これからますます高齢化が進み、医療のニーズが増えていくなかで、家族、地域みんなが協力し合い、未来が、今よりずっと在宅医療の受けやすい世の中になったらいいなと思います。

  第1回 受賞者
小学生の部
【最優秀賞】 鳥取市立瑞穂小学校6年 河本 拓真さん
【優秀賞】 鳥取市立河原第一小学校5年 山本 澄怜さん
倉吉市立小鴨小学校6年 尾ア 碧さん
八頭町立大江小学校6年 竹本 柊香さん
【優良賞】 鳥取市立西郷小学校4年 露木 奏羽さん
北栄町立北条小学校4年 松之舎朋生さん
鳥取市立美和小学校6年 福田プレシュス杏さん
境港市立余子小学校6年 河合 万葉さん
倉吉市立明倫小学校6年 大口 光さん
【優秀学校賞】 鳥取市立瑞穂小学校
中学生の部
【最優秀賞】 米子市立尚徳中学校2年 長谷川 千晃さん
【優秀賞】 鳥取市立中ノ郷中学校2年 田渕 真夕子さん
大山町立名和中学校3年 小川 胡桃さん
米子市立美保中学校2年 角 和香さん
【優良賞】 鳥取市立北中学校2年 片山 実咲さん
青翔開智中学校2年 戸田 りりあさん
米子市立加茂中学校1年 奥田 菜奈美さん
鳥取市立中ノ郷中学校3年 舟木 皓人さん
鳥取市立湖南学園中学校3年 岸本 鈴さん
【優秀学校賞】 鳥取市立中ノ郷中学校
高校生の部
【最優秀賞】 米子北斗高等学校3年 山崎菜々子さん
【優秀賞】 国立米子工業高等専門学校3年 川畑 優希さん
国立米子工業高等専門学校3年 松本 智稀さん
鳥取県立倉吉東高等学校1年 岩森 佳奈恵さん
【優良賞】 鳥取県立青谷高等学校1年 片岡 叶絵さん
国立米子工業高等専門学校3年 濱本 歩さん
鳥取県立鳥取東高等学校2年 山口 遼也さん
鳥取県立米子高等学校3年 伊藤 沙紀さん
鳥取県立米子高等学校3年 清水 美咲さん
【優秀学校賞】 国立米子工業高等専門学校
 
 
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