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■2011年 読者が選ぶ郷土の10大ニュース■



 自然の猛威を目の当たりにした2011年。日本海新聞読者が選んだ郷土の10大ニュースでは、年があらたまるその時を襲った「県内で記録的な豪雪」が1位となり、3位に「東日本大震災で県から被災地支援」、6位には秋口の県内を強襲した「台風猛威」と、自然災害に関係したニュースが上位にランクインした。危機に直面する状況で助け合いや支援の輪が広がったことも、ホットなニュースとして伝わった。

 地域経済に大きな衝撃を与えたのが、4位となった「三洋CEの事業再編」。7位の「鳥取市庁舎問題」は住民投票やその後の混乱もあって市民の関心を集めた。「平井知事再選」が9位、足かけ半世紀の大事業「殿ダム完成」が10位だった。

 天皇、皇后両陛下をお迎えして自然の恵みへの感謝を新たにした「全国豊かな海づくり大会」の開催が2位。「ガイナーレ鳥取のJ2参入」が5位、「高校スポーツ界に鳥取城北旋風」が8位と、スポーツ界から2題がランクインした。


(1)県内で記録的な豪雪、国道9号など混乱。沿道住民の支援話題に

 昨年12月31日から今年1月2日にかけて山陰地方を襲った記録的な豪雪は、自然の猛威を県民にあらためて見せつけた。県中西部を中心に交通がまひし、国道9号は琴浦町−大山町の区間で最大22キロ、約1千台の車が立ち往生した。

(2)17年ぶりに天皇、皇后両陛下をお迎えし、全国豊かな海づくり大会

 鳥取市内で10月30日、「第31回全国豊かな海づくり大会」の各種行事が行われ、海上歓迎・放流行事会場の鳥取港西浜地区では、天皇、皇后両陛下をはじめ約500人の招待者がヒラメなどを放流。

(3)東日本大震災発生で鳥取県からもさまざまな被災地支援

 東北地方を中心に大規模な津波被害に見舞われた東日本大震災で、被災地に向けた支援の輪が県内でも広がりを見せた。

(4)三洋CEが事業再編、県内に激震走る

 2012年1月のパナソニックグループの事業再編に伴い、三洋電機コンシューマエレクトロニクスなど、鳥取市内の三洋電機関連の事業所で大規模な配置転換と人員削減が進められ、県内だけで社員400人近くが離職する事態へと発展した。

(5)ガイナーレ鳥取がJ2に参入

 ガイナーレ鳥取がサッカーJ2に参入。鳥取県のチームとして初めてプロの舞台に立ち、県スポーツ界に新たな一歩をしるした。

(6)台風12・15号猛威、農作物などに被害

 9月に台風が相次いで県内を襲った。3、4日にかけて県内を通過した台風12号では、県中部の東郷池があふれて周囲が冠水。南部町や米子市では土砂崩れや河川氾濫の危険性が高まり、計約4千世帯に避難勧告が出された。

(7)鳥取市庁舎問題で住民が署名活動。住民投票条例めぐり混乱も

 鳥取市庁舎をJR鳥取駅南側の市立病院跡地に新築移転させる計画をめぐって、反対する市民有志が「市民の会」を立ち上げ、6月に住民投票の直接請求の署名運動を行った。5万票を超える署名を集め、住民投票の直接請求を行ったが8月に市議会は賛成少数で否決。

(8)高校スポーツ界に 鳥取城北旋風。相撲、駅伝、野球部が活躍

 相撲部は北東北インターハイの団体で2連覇を飾り、山口国体でも団体優勝。個人でも佐々木耕大選手がインターハイ、木崎信志選手が国体を制するなど、国内の主なタイトルを総なめにした。

(9)鳥取県知事選で平井氏 再選、県議は新旧交代進む

 鳥取県知事選(4月10日投開票)は、現職の平井伸治氏が新人の山内淳子氏を大差で破り、再選を果たした。

(10)事業開始から半世紀、殿ダムが完成

 鳥取市国府町殿の殿ダムが、1962年の予備調査開始から足かけ50年を経て完成した。11月28日に行われた完成式には、水没した集落に住んでいた地元住民らが出席。


■番外ニュース
(11)東伯中山道路開通、「山陰道」延びる(2月)
(12)TPP交渉参加に県内でも反対の声強まる(通年)
(13)中国電力が原発事故対応で海抜15メートル防波壁整備発表。鳥取県、米子、境港両市が中電と安全協定締結へ(5、12月)
(14)鳥取砂丘に4人分の人骨のミステリー(6月)
(15)大規模太陽光発電所「メガソーラー」候補予定地に米子崎津(11月)
(16)浜田参院議員が自民党離党、政務官に就任(6月)
(17)山陰最大「新松江市」誕生。新出雲市も(8、10月)
(18)重要港湾・境港を「日本海側拠点港(機能別)」に選定(11月)
(19)胸腺摘出に初のロボット手術、鳥大医学部付属病院が成功(1月)
(20)鳥取市滝山で新生児放置死、近くの女逮捕(2、4月)
(21)JR倉吉駅橋上化、南北つながる(1月)
(22)岡山大医学部三朝医療センターの廃止案浮上(通年)
(23)倉吉みのり福祉会で不適正支出判明、県が改善命令(1、9月)
(24)米子しんまち専門店街運営「米子近代開発」の民事再生棄却、破産手続きへ(3月)
(25)とっとりバイオフロンティア施設開所(4月)
(26)ゴルフ場「グリーンパーク大山」が民事再生法申請(5月)

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