2017年10月2日 18:40

破壊の大仏跡が崩落の危機と訴え バーミヤン遺跡専門家会合

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産、アフガニスタン中部のバーミヤン遺跡の保存や修復に関する専門家らの技術会合が2日、東京で開かれた。ドイツの地質学者、マティアス・エフラー氏は、旧タリバン政権が破壊した2体の大仏像のうち西大仏(高さ55メートル)の掘られていた壁が風化により崩落の危険に直面し、本格的な補強を急ぐ必要があると訴えた。

 エフラー氏は9月に始まった西大仏の補強作業を担当。「地震が起これば崩落が進むことが否めない。高所の作業には危険が伴い、足場が組まれた今、一刻も早い本格的な補強が必要」と表明した。