2017年10月3日 19:31

政策こそ未来開く―首相 政権の暴走止める―野党

 与野党は3日、衆院選が公示される10日まで1週間と迫る中、街頭演説などで支持を呼び掛けた。安倍晋三首相(自民党総裁)は希望の党や立憲民主党を念頭に「ブームからは何も生まれない。政策こそが未来を切り開く」と、政権担当能力をアピールした。野党は森友、加計学園問題を取り上げ「政権の暴走を止める」と主張した。

 首相は栃木県さくら市での街頭演説で、複数の経済指標をアベノミクスの成果として列挙し「誰が結果を出すかを問う選挙だ。約束を必ず実行し、未来ある日本をつくる」と強調した。

 公明党の山口那津男代表は横浜市で、希望の党に合流した民進党出身者に関し「政党の名前を変えても全く期待できない。日本を任せてはならない」と訴えた。

 立憲民主党を設立した枝野幸男元官房長官はさいたま市で、森友、加計問題に触れ「権力の私物化がまかり通っている。安倍政権を勝たせたら、国民はこうした問題は仕方がないと認めることになる」と力説。共産党の志位和夫委員長も党本部会合で「これほどお友達優遇、政治私物化の疑惑にまみれた政権はない。暴走政治に退場の審判を下す」と述べた。