2017年10月5日 17:16

サンマ不漁で76人解雇へ、岩手 宮古、缶詰工場休止

 サンマの記録的な不漁が地方経済に深刻な影響をもたらし始めている。岩手県釜石市の食品加工会社「岩手缶詰」は5日までに、原料確保が困難になったとして、同県宮古市の缶詰工場を11月末で休止することを決めた。従業員88人のうち、パートら76人を解雇予定としている。

 同社は県内に6工場あり、宮古工場ではサンマのかば焼きや水煮の缶詰を製造し、大手食品メーカー数社に納めている。しかし不漁により、本年度の製造量は9月末時点で約1600トンと、前年同期に比べ約3割減少。サンマ高騰による原料費の増加もあり、採算維持が困難になった。12月以降は盛岡市の工場が業務を引き継ぐ。