2017年10月5日 19:04

京都、枯れ山水にろうそくの炎 東林院で夜間拝観の試験点灯

 「沙羅双樹」の寺として知られる妙心寺塔頭東林院(京都市右京区)で5日、秋の夜間特別拝観「梵燈のあかりに親しむ会」の試験点灯があり、約600本のろうそくの炎が、枯れ山水の庭を照らした。

 秋の景色の風情を示す禅語「秋清風月佳」の「秋風」をあんどんに墨書きし、ろうそくで「清月佳」の文字を形作った。午後5時半すぎ、すべてのろうそくに点火すると、揺らめく炎に、草木や石がほのかに浮かび上がった。

 西川玄房住職(78)は「庭を見て、しがらみのない清らかな心で、対面対話を大切に生きてほしい」と話した。

 特別拝観は6~15日の午後6~9時。拝観料は500円。