2018年2月8日 18:34

物価目標の達成前に利上げも 日銀委員、緩和効果持続で

 日銀の鈴木人司審議委員は8日、和歌山市で記者会見し、金融緩和の効果を持続させるため「金利を調整することはあり得る」と述べ、物価目標2%の達成に時間がかかる場合、金利目標を小幅に引き上げる可能性があるとの考えを示した。

 日銀は現在、短期金利をマイナス0・1%、長期金利を0%程度に抑える緩和策を続けている。

 鈴木氏は、金利目標を小幅に引き上げたとしても「大きな方針転換とか出口に向かうということは全くない」と発言。一方、低金利の長期化が金融機関の収益を圧迫しているとして「先々問題になる可能性はある」と懸念を表明した。