朝日座に注目
文化面に「朝日座 その興行と経営」を連載しています。米子市にあった朝日座は1888年にオープンしてから焼失する1976年まで、戦前は芝居小屋として、戦後は映画館として米子の文化・娯楽の大きな拠点でした。
今回の連載は、最近見つかった1911年から22年にかけての朝日座の資料を、郷土史家の杉本良巳さんが分析したものです。戦前の芝居小屋について、これだけ大量の一次資料が見つかるのは、鳥取県内ではちょっと例がありません。
なぜ、資料が残らないのか。保存する価値がないからと無造作に廃棄するからです。かつての芝居小屋や映画館が果たしていた役割の大きさを考えると、これら演劇や映画の資料に対する認識度はあまりにも低すぎます。この連載が、このような偏見を少しでも解消するきっかけになればと思います。
連載の3回目(最終回)は2日に掲載します。(学)
