村上ファンド聴取
「村上ファンド」のインサイダー取引疑惑が浮上し、東京地検特捜部が事情を聴取するというニュース。鳥取県では各紙とも本日付の掲載なのですが、東京、大阪などの大都市圏では既に、昨日の朝刊で掲載されていたようです。ライブドアに続く証取法違反の事件に発展しそうで、毎年年末に発表する今年を象徴する漢字は「株」になるのではと思ってしまいます。
それにしても、最近の東京地検特捜部の動きを見ているとは政治家の汚職などの追及よりも、粉飾決算や談合など、企業の不正や不公平な取引に関心を寄せている印象を受けます。規制緩和やグローバル化という一見望ましい方針が打ち出される一方で、ごく少数の「勝ち組」と大勢の「負け組」が出現し、正直者がばかを見るような社会はどこか間違っています。
だれかの著書のように「国家の品格」をと、押し付けられるのもどうかと思いますが(どうせ読むなら「武士道」の方がお勧め)、「コツコツとがんばる」とか「基本を大事にする」という風潮が薄れてしまっているのが、今回の事件の推移以上に気になっているのです。(仁)