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温泉旅館の危機

 三朝温泉の斉木別館。山陰でも随一の風格を誇り、全国でも有数の名門旅館です。その斉木別館が、業績が伸び悩み、別会社を設立して出直すことになったそうです。かなり以前から中部本社が情報をキャッチ。水面下で精力的に取材を続け、本日付の特ダネになりました。
 旅館の経営難といえば、今年に入ってからこれまでに皆生温泉の老舗旅館の松風閣やひさご家で経営危機が表面化しました。温泉旅館にとっては最悪の年になりそうです。ちなみにこの話題も本紙の特ダネでした。特ダネは喜ばしいのですが、ハッピーニュースではないのが残念です。
 鳥取県は観光振興に力を入れているのですが、観光の柱となる温泉では宿泊客の伸び悩みや価格競争の激化に直面し、青息吐息の旅館が多いのが実情だと聞きます。経営は自己責任が原則で個々の旅館経営者にとって厳しい時代といえますが、地元の温泉は地域にとっても大切な財産で地域振興の核といえます。温泉の魅力作りを官民で考えることも必要かもしれません。(仁)

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