文化のキャッチボール
日本のオタク文化は、想像以上に世界で高く評価されているようです。11日付の文化面(9面)の「世界化するオタク文化」を読んで認識を新たにしました。現代日本の漫画は、西洋絵画に多大な影響を与えた19世紀の浮世絵に匹敵するとか。
かつて、米国のアニメ映画「ライオンキング」が手塚治虫の「ジャングル大帝」の盗作ではと騒がれたことがありました。日本のアニメや漫画が米国映画などに影響を与えていることは確かです。
しかし、手塚治虫ら日本の漫画家たちが、昔の洋画、特に米国映画からどれほど甚大な影響を受け、自分たちの作品に取り入れてきたか。これもまた計り知れないものがあります。
このようなお互いに影響を受けたり与えたりする“文化のキャッチボール”は複雑で、一筋縄では説明がつきません。(学)