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柄にもなく審査員

 新聞社の人間というだけで、外から見れば文化人と思われることが多く、肩書きとホントの自分のギャップに戸惑うこともしばしばです。その最たるものが何とか委員会の委員や何とか大会の審査員、選考委員の就任です。前任者、いやそのまた前の先輩諸氏から引き継いだ役目がほとんどなのですが、これがなかなか難しい仕事なのです。
 本日付の紙面で「鳥取市の女と男の一行詩」と「少年の主張鳥取県大会」の審査結果を掲載しました。何と、この二つのイベントとも審査員を務めたのですが、いやはや大変な作業でした。事務局からは事前に分厚い作品一覧が送られ、それぞれ仕事の合い間に1日がかりで読み込みます。読みながら点数を付けるのですが、最後まで付けると最初の方の作品が気になってもう一度読み返したり、なかなか作業が進みません。作者のことを思えば手も抜けず、気が付けば本来の仕事はそっちのけ、なんてこともしばしばでした。
 それでも、いろいろな立場の方々の作品を手に取ることは、いろいろな方々の思いを受け止めることと同じ。つまらない小説を読むよりも充実した読後感でした。選に漏れた皆さんの作品も印象に残っています。この秋はまだまだこんな仕事が続きそうです。(仁)

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