西洋の美意識と想念
マグダラのマリア―。ちょっと前まで日本人にはなじみの薄かった名前ですが、「ダ・ヴィンチ・コード」によって一躍身近な存在になりました。
彼女を描いた西洋絵画を読み解く「美と祈り―マグダラのマリア探訪」の連載が、17日から文化面で始まりました。今回はカルロ・クリヴェッリ(これも聞きなれない名前です)のマリア像を紹介しています。キリスト教文化を背景に創造された絵画だけに、日本人にとっては極端に言えば色彩一つとっても解説が必要な世界です。マリア像に隠された西洋人の美意識と想念が見えてきます。(学)