何が彼らをそうさせたか?
米大学の銃乱射事件のチョ・スンヒ容疑者が拳銃を両手に構える写真を見て、1976年の映画「タクシー・ドライバー」を思い出しました。主演のロバート・デ・ニーロが自分の映っている鏡に向かって独り言をいいながら拳銃を抜くのです。
デ・ニーロは「汚れきった世の中を浄化したい」と凶行に走るのですが、チョ容疑者にしても長崎市長の射殺犯にしても何を目的に、どんな動機で殺人を犯したのか、釈然としません。不気味さが募ります。
こんなとき、本日の1面に掲載されている用瀬の流しびなの写真を見ると、ホッとします。無心にひなを流す少女たち。どんな極悪人でも、こんな純粋無垢な時代があったのですねぇ…。
何が彼らをそうさせたか?(学)