月
高校生アスリートの熱い戦いが繰り広げられた。第42回鳥取県高校総体が2日から4日まで開かれ、運動班も連日、熱戦の様子を取材した。すべての記事を出稿し、大刷りと呼ばれる紙面のゲラをチェックし終わるのは午後11時すぎ。3日の夜も、家に帰り着いたのは日付が変わる直前だった。
「風呂に入って早く寝たい」。そんなことを考えながら車を降りると、東の空に、右が少し欠けただけの見事な月。光に誘われるまま、少し歩いた。
田植えをしてまもない水田に、里山の影と黄色い月。カエルが鳴き、スーッと風が顔をなでた。ごく短い時間だったが、疲れた体に少し力がわいた。 (吉)