謎の万代寺遺跡
28日の家庭面「地域の住まいと文化」で、渡辺一正鳥取環境大教授が「古代の大都市、郡家」と題し、鳥取県八頭町の八頭高校近くにある万代寺遺跡についてふれています。
この遺跡は古代の八上郡(現在の鳥取市河原町、八頭町、若桜町辺り)の郡衙(ぐんが。郡の役所)跡とされ、渡辺教授の指摘どおり、古代の郡衙の中では群を抜いた大きさを誇ります。つまり日本一大きな古代の郡役所なのです。
現在は埋め戻され、地上から遺構は確認できません。遺構の一部は、八頭高校の敷地の下にあると思われるので、遺跡の全体像を把握するのは困難です。
なぜ、こんな大規模な役所がこの地に造られたのか。これを考えることは、古代因幡の謎を解き明かすことにつながると、私は考えています。(学)