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ソウル便休止について

 米子―ソウル便が存亡の危機に直面しています。今朝の本紙によると、10月末に休止することをアシアナ航空が既に鳥取県に伝えていたとのことです。採算ベースには程遠い搭乗率を考えれば複雑な心境ですが、何とか存続を図りたいものです。
 米子空港のソウル便の開設は2001年のことですが、6年前の1995年ごろから開設に向けた誘致活動が始まったのを思い出します。当時は西尾邑次知事時代、前知事の片山善博氏が総務部長だったころです。何度も何度も県の使節団がソウルに出向き、片山氏が知事就任後になって、さまざまな人脈を生かしてアシアナ航空トップの心を動かし、やっとの思いで実現したのがこのソウル便でした。
 地域が個性を発揮して自立を目指さなければならない時代、県は韓国・江原道や中国・吉林省、モンゴル・中央県、ロシア・沿海地方などとの交流を進める一方、境港では国際港湾を目指す取り組みも始まりました。鳥取県が目指す環日本海交流がこれから実を結ぼうとする中、ソウル便の行方は行政だけでなく、経済界や一般県民にとっても大きな関心を集めそうです。(仁)

コメント

 搭乗者が少ないというのは、それだけ利用価値がないということ。至極当たり前の話で、日本一人口が少なく、有力企業もほとんどなく、観光地としても西尾ー片山と無為無策の附けが来てほとんど魅力がない、他県の観光地との連携もほとんどない、こんな状態で搭乗率が向上したら奇跡というもの。
 そういったことを改善するのが先決で地方財政難のときにこれ以上公費をつぎ込んでどうなるというものであろう。
 航空便があるから個性が備わるのではなく、個性のある魅力ある県になれば航空会社も目をつけるというもの。発想が逆ではないか。何か神頼みのような気がする。情けない話である。
 財政援助などすて銭である。韓国に行きたければ岡山、大阪があるではないか。

 そうですね。財政援助で一時的に搭乗率が上がっても抜本的な解決にはならないですね。この点は全く同感です。同じような意見は以前からよく耳にします。
 ャEル便が開設されるまでや開設されたころは、観光連携や新しいルートの開拓などにも力を入れようかという動きもあったのですが、結局他人頼み、行政頼みの県民性でしょうか、ャEル便だけでなくいろいろな施策が中途半端になっているのかもしれません。路線維持はかなり難しい課題となりそうです。関係者も同じ思いでしょう。
 確かにャEル便にしても企業誘致にしても神頼みという要素はありますが、何もせずにいるというのも芸のないでしょう。地域の個性や魅力も、何がタマゴで何がニワトリかなんて、後から分かるものかもしれません。今になって大人気の水木ロードも、当初はさんざんな評判だったですから。「育てたい」「大切にしたい」「これをやり遂げたい」と、本気で地域の人が考えているかどうかが問われているのだと思います。

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