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2008年02月27日

またも密室体質

明日が分からぬのが政治の世界です。イージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」の衝突事故をめぐる防衛省の情報開示の姿勢が政府に大きな打撃を与えています。鳥取1区選出の石破防衛相(衆院議員)がこの件で国会答弁する姿を毎日のようにテレビで見ますが、疲労の色がにじんでいます。きょうは、海上保安庁の了解を得ずに防衛省が乗組員から事情聴取したことを初めて認め、不適切だったと表明していました。
 防衛省は機密を扱う役所ですから、公開できない情報があるのは分かります。ただ、説明すべきことを隠していた、と疑われるような「密室体質」を今回の問題をきっかけに改善してもらわなければなりません。石破防衛相が難局をどう乗り越えるか、野党が省改革をどう迫っていくか、見守っています。(圭)


大変な日

 ついていない時には、良くないことが続くものです。朝からちょっとしたトラブルが続き、ようやく昼食にありつけたのは午後1時半すぎ。休憩室のテーブルに弁当を広げたまでは良かったのですが、読んでいた新聞をめくろうとした拍子に手を滑らせ、持っていた弁当を床に落としてしまいました。
 仕方なく、カップめんで済ませることにし、休憩室にある自動販売機の前に立ってびっくり。前回は1個150円だったカップめんが170円に値上げされているのです。小麦価格の高騰で、食品が軒並み値上げされていることはニュースで知っていましたが、食品などを買うことがなかったため、実感がありませんでした。
 「これは大変なことだ」と思いつつ、カップめんを買って休憩室のポットでお湯を入れていると、半分ほど入れたところで、お湯切れ。本当に、ついていない時は、ついていないものです。(吉)

2008年02月25日

個人情報

 小中学生の子どもを持つ親が今一番困っているのが学校の連絡網がなくなってしまったこと。個人情報保護の法律や条例に基づいて、一律、画一的に各家庭の電話番号を消してしまったため、親同士の情報交換が難しくなっています。スポーツ少年団や部活などの独自の連絡網はありますが、肝心のクラスの連絡網がなければ、ネットワークがつくれません。(24日付本紙23面参照)
 一方で、個人情報は流出を続けており、個人宅や職場に「金やプラチナを買いませんか」「不動産に関心はありませんか」などと名指しで電話がかかってきています。こんな時、筆者は必ず「私の個人情報をどこから入手しましたか」と詰問します。「仕事中にかけてこないでください」「そんな金はありません」とも付け加え、一方的に電話を切ります。仕事中の職場に電話してくる業者の神経が分かりませんが、いかに多くの個人情報が本人の知らない間に業者に渡っているかの証明です。
 片や必要な情報ネットワークを築けず、一方で個人情報は流出し続ける。おかしな世の中になってきています。(M)

2008年02月19日

写真

  19日は「雨水」。本紙では、わかさ氷ノ山スキー場のヒュッテにできた巨大ツララからしずくが溶け落ちる写真を掲載しました。
  一方で、青空の下で園児が雪遊びを楽しむ写真や雪中梅の写真はボツ。残念ながら、読者の目には届きませんでした。
  雨水に限らず、季節感のある写真は一服の清涼剤。今回のように複数の記者がコンペ形式で掲載を競い合う場合も多く、どんな写真を狙うかは各記者の腕の見せどころです。
  今回ボツになった記者も、「今度こそ」と闘志を燃やし、策を練っているはず。どんな写真が出てくるか、いまからとても楽しみです。(吉)

2008年02月18日

でこぼこ道

 鳥取市は久しぶりの40センチを超える雪となり、除雪車が出動しました。けさの出勤時、国道や主要な県道は十分、除雪が行き届いていましたが、普段でも渋滞する市道の除雪が今一つ。中途半端なかき方で、でこぼこ道となり、のろのろ運転が続きました。
 せっかく除雪するなら、しっかりと雪を道路から取りきってほしいですね。
あすは二十四節季の「雨水」。氷が解けて水になり、春の気配が感じられるころです。
まだまだ春は遠いのですが、気持ちだけでも春の気分で過ごしたいですね。(M)

2008年02月15日

「法の番人」なの?

 この人の発言には、もう少々のことでは驚かなくなった。
 今度は「冤罪(えんざい)と呼ぶべきではないと思う」だった。
 ご存知のように、鹿児島県議選をめぐる「志布志事件」の無罪判決に言及したものだ。翌日、陳謝したが、裁判で無罪が確定した元被告らの「無実」に対し、司法行政のトップが疑問を呈したようなものだった。
 「冤罪」とは罪がないのに、疑われたり罰を受けたりすること、つまり「ぬれぎぬ」のことだろう。「これは冤罪事件ではなく、警察による捏造(ねつぞう)事件だ」と言うのならまだしも、「法の番人」としての資質を疑う。
 この人の失言のたぐいは今に始まったことではない。法相就任時には「死刑執行の自動化」論。死刑という重みのある刑だからこそ、法相命令による執行が定められている。そのことについて全く無理解で、職責の重大さについては無自覚であることを世間に露呈した。どんな問題であれ、組織の政策決定やその結果に全責任を負うことがトップの職務で、そのための大臣だろうに。
 その後には「私の友人の友人がアルカイダ」なんていう発言もあった。何か自慢げに話していたのを思い出す。福田さんは、こんな人をいつまで大臣にしておくつもりなのだろう。
 そういえば以前、失言を連発してひんしゅくを買った首相がいた。何か体形や雰囲気がよく似ているような…。(周)

2008年02月14日

案ずるより産むがやすし

 個性派ぞろいのわが社の「団塊世代」。趣味のゴルフがプロ並みだったり、自費出版と自費CDデビューをダブルで果たした自由人も。もちろん、新聞人としてもギラギラとエネルギーを放っています。その1人が先日、60歳を区切りに退職されました。
 よその話と思っていた「2007年問題」が、いきなり身近に。反骨や気概に満ちたこの世代に対し、われわれ30代後半を象徴する言葉は「TVゲーム世代」や「無気力世代」。振り返れば、普段の仕事も、先輩たちがつくったレールの上に乗っかっているだけなのかもと、無力感に襲われます。
 去る先輩に心配をかけないよう、いい仕事をしなければ。今はそんな思いでいっぱいです。先輩のアドバイスはきっと「案ずるより産むがやすし」。そういうタイプの人でした。(ほ)

2008年02月13日

ボトムアップ

 平井伸治鳥取県知事が初めて編成した新年度当初予算案がきょう発表されました。明日の新聞で詳細をお伝えすることになります。
 予算案の内容と同様に今後注目したいのは、政策を形にする県職員一人一人の人的なパワーです。予算案のメニューのようにはっきりと目に見えるものではありませんが、県政の明日を展望する上で重要なポイントでしょう。
 平井知事が副知事だったころ、将来の県政の課題について話したことがあります。当時の県政は前知事の片山善博氏の牽引力に負うところ大でした。「職員一人一人にモーターが付いた連結列車になれば…」。平井副知事(当時)はそんな風に語っていました。
 県庁は〝巨大企業〟です。果たして職員の人数分の成果が表れているのかどうか。一人一人のパワーをもっと高め、ボトムアップを実践してほしいと願います。(圭)

2008年02月12日

 食の安全は何処(いずこ)に

 中国製ギョーザの中毒事件を受け、本紙でも食の安全をテーマにした連載を始めました。第1回のテーマは「消費者」。不安を持ちながらも外国産の食材を使わざるを得ない現状、商品表示が分かりづらい問題、消費者自身の自己防衛には限界があることなどを紹介。業者側により多くの責任があることを指摘する一方、消費者一人一人の意識や行動が、そうした状況を変えていく力になると訴えました。
 2回目は「学校給食」、最後の3回目は「流通」がテーマです。食の安全について、読者の皆さんに考えてもらえる記事にできるかどうか。記者たちと一緒に頭を悩ましているところです。(吉)
 

2008年02月08日

冬の楽しみ

 「雪が降りませんね」があいさつ代わりになっていましたが、このところ平野部でも積雪があり、鳥取の冬らしい風景となりました。
 家の玄関先にクロガネモチの木があり、この時期、小さい真っ赤な実をつけます。その実を食べに山から野鳥(種類は分かりませんが…)が飛んできます。辺りをうかがいながら木に止まり、危険がないのを確認してからついばみます。近くの電線の上には別の一羽。この様子を「大丈夫だろうか」というように眺め、しばらくして下り立ちます。多いときには三、四羽が集まることもあります。
 赤い実と白い雪と野鳥。部屋の窓越しに、静かに眺めるひととき。心が安らぎ、冬のひそかな楽しみでもあります。(周)

2008年02月07日

愛あふれるブログ

 ここ数日、鳥取市テニス協会のホームページにある鳥取オープンインドアテニスの速報ブログに見入っています。
  「○○選手、ここでブレーク。これはでかい!」
  「おっと、ここで○○選手がトレーナーを呼んでいます。大丈夫でしょうか?」
 白熱のゲーム展開がリアルタイムで更新され、試合会場の鳥取産業体育館の興奮や緊迫感がビシビシ伝わってきます。ブログ担当の方の「テニス愛」と「鳥取オープン愛」が、ネットを通じてあふれ出ています。忙しくて会場に行けないファンは必見です。
 ホームページの写真ギャラリーには、鳥取オープンの迫力のプレー写真が満載。わが社も、テニス担当に復帰したベテラン前嶋記者が会場に張り付き、愛機ニコンD3を駆って「会心ショット」を連発しています。テニス協会の方の見事な写真に負けないように、頑張ってます。会場でカメラを持ったおじさんを見かけたら、気軽に声を掛けてあげてください。(ほ)

2008年02月05日

慣れません

  なかなか慣れません。運動担当から社会担当に移って3週間目。イスの位置が10メートルほど移動しただけですが、仕事の内容は随分違っていて、余裕なく仕事に追われている印象です。
  慣れないのは家族も一緒の様子。運動時代の12年間は、日曜日に家にいたことがなかったので、妻は「なんだか変な感じ」。子どもたちも、どう接したらいいかわからなくて、遠巻きにして様子をうかがっている感じです。
  時間がたてば慣れるだろう、と楽観的に考えていますが、子どもたちもそろそろ難しい時期。ずっと、よそよそしいままだったらどうしましょう。(吉) 

2008年02月04日

大山と隠岐

oki.jpg

 2日(土)に鳥取―米子間を車で往復しました。曇り空でしたが、白銀の大山をはじめ、蒜山など山陰の雪山がくっきりと浮かび上がり、信州のような大パノラマに感激しました。特に、北栄町のお台場での大山は美しく、コナン記念館とともに外国人にもアピールできる素晴らしい自然であることを再認識しました。
 片や、日本海に目を向けると、名和辺りから、隠岐島がくっきり。高い山のある島後、西ノ島など3島の島前がまるで泳いで行けそうな場所に浮かび上がっていました。蜃気楼ではないのかと目を疑うほど。国立公園の大山と隠岐を同時に見ることができる幸運に恵まれました。
 3日(日)付の本紙海潮音は「大山(だいせん)」などの「せん」の呼び方を取り上げ、「畿内や九州より古い文明を持つ山陰」とアピールしました。普段私たちが見慣れている鳥取県内の景色も、日本やアジアの観光客には新鮮に映るはずです。独りよがりでもよいから、県民一人一人が自信と誇りを持ってPRすれば、もっともっと観光客を呼べるのではないかと思います。(M)

2008年02月01日

ニュースあれこれ

 「つなぎ法案」に「ハンドボール」「ギョーザ中毒」。今週は大きなニュースが続いた。
 まず、つなぎ法案。議長あっせんで与野党の全面対決は当面回避された。でも、「徹底した審議を行ったうえで、年度内に一定の結論を得るものとする」というあいまいな文言で、双方が振り上げたこぶしをあっさり下ろして拍子抜け。「各党間で合意が得られれば修正する」と小学生でも分かる極めて当たり前のことを、わざわざ調停案に盛り込んだことや、「なにも法案を通さなければいけないと考えていたのではない」という福田首相のコメントは、何なのだろう。各党の思惑のみが先行した大騒動。こんな人たちが国民生活にとって大事なことを決めていくのかと思うと、暗たんたる気持ちになってしまう。
 次に、ハンドボールの五輪予選やり直し。盛り上がった。トリノ冬季五輪のときのカーリングのように一躍脚光を浴びた。日本リーグの観客は1試合平均1000人に満たないそうだが、今回は1万人以上が詰め掛けて大声援。選手たちも力が入ったことだろう。超満員のバードスタジアムでプレーするガイナーレイレブン。そんなことを、ふと想像してみたり…。
 ギョーザ中毒、これは論外。これまでも医薬品、ペットフード、練り歯磨き、おもちゃなど、中国製品によるトラブルが相次いでいた。格安だが、安全対策は不十分というイメージが定着しそう。8月に開催される北京五輪。本当に大丈夫? (周)