またも密室体質
明日が分からぬのが政治の世界です。イージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」の衝突事故をめぐる防衛省の情報開示の姿勢が政府に大きな打撃を与えています。鳥取1区選出の石破防衛相(衆院議員)がこの件で国会答弁する姿を毎日のようにテレビで見ますが、疲労の色がにじんでいます。きょうは、海上保安庁の了解を得ずに防衛省が乗組員から事情聴取したことを初めて認め、不適切だったと表明していました。
防衛省は機密を扱う役所ですから、公開できない情報があるのは分かります。ただ、説明すべきことを隠していた、と疑われるような「密室体質」を今回の問題をきっかけに改善してもらわなければなりません。石破防衛相が難局をどう乗り越えるか、野党が省改革をどう迫っていくか、見守っています。(圭)
