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2008年05月28日

長い間の問題

 日々取材するテーマの中には、長い間解決されずに横たわっている問題がいくつかあります。きょう28日付の本紙1面、24面に掲載した「産廃処分場計画」もその一つです。候補地が持ち上がっては頓挫し、14年にもわたる懸案となっています。私も一時、この問題を取材しましたが、先輩から受け継ぎ後輩へと、多くの記者がかかわってきました。
 詳しくは記事をお読みいただきたいと思います。今回は民間業者が主体となり、淀江町小波を候補地に今後計画を詰めていきます。業者と連携する3セクの県環境管理事業センターには地元への一層丁寧な説明が求められるでしょうし、施設設置の許認可権者の県にも役目があるでしょう。
 計画されている施設は、汚泥などを処理する「管理型最終処分場」です。県内にはなく、県内の廃棄物が県外の施設で処理されています。県内にも施設が必要である、という共通認識をベースに、住民理解を得ながら事が進展していくか、しっかり見ていきたいと思います。(圭)

2008年05月26日

幼い思い出

 ポップサーカス鳥取公演が開幕し、早速家族と観覧。息つく間もないショーの数々に夢の2時間弱でした。
 幼いころ、別のサーカス団が鳥取市中心部の公園で行ったショーを思い出しました。細かい演目は覚えていませんが、大きなテントと空中ブランコだけが脳裏に焼きついています。夢が少なくなった現代、子どもたちが「すごかったなあ」「おもしろかったなあ」と友達と語り合えるサーカス。昔も今もサーカスの魅力は変わりません。
 子どもたちに夢を与える素晴らしい出演者たち。けがだけはしないよう、1カ月半、頑張ってほしいですね。(M)

2008年05月22日

「ダメだなあ。でも」

 昼メシでたまに寄る店のお兄さんいわく「おれが着いたとたん点が入り始めた。勝ったのはおれのおかげ」。5ゴールで快勝した琉球戦のこと。お客さんとガイナーレの戦術論で盛り上がっていました。新聞社内には「見に行くと必ず勝つ」と豪語するサッカーファンのデスクや、子どもがハメド好きという同僚もいます。
 大型補強はしたものの、順位はほぼ昨年と一緒。でも「ダメだなあ」と言いながら応援には行く、かつてのダメ虎ファンのような人が周りにはけっこういるようです。大切なのは「結果」よりも「存在」。そういう見方も、確かにありです。
 こうしたファンの支えや、「あのチームに入りたい」と夢を抱く子どもたちの出現があって初めて「県民球団」と言えるはず。いきおい、球団運営は息の長いものであるべきなのでしょうが、多くのクラブが大赤字覚悟で突っ走らざるを得ない現実。Jリーグ百年構想との乖離(かいり)は、何に原因があるのでしょう。(ほ)

2008年05月21日

見るに耐えない?

 「なんだ、このくたびれたおっさんは…」。テレビに映った自分の姿を見た最初の印象がこれ。NCNの番組に出演する機会があり、「次回の参考に」と放映された番組を見たのですが、わがことながら、「こんなのを見せられる視聴者こそ、いい迷惑だ」と苦笑してしまいました。
 「こんなおっさんがテレビに出ても誰も喜ばないから、もうやめよう」で済めば一番いいのですが、いろいろと事情があって、そうもいきません。
 次回は約1カ月後。「おっさん」は仕方ないにして、形容詞の「くたびれた」が付かないよう、どうにかしないといけません。(吉)

公会堂の思い出

 中学、高校時代に吹奏楽をしていました。社会人になってからもいっとき、バンドを組んでいました。そんな自分にとって、米子市公会堂は何度もステージを踏んだ思い出の場所です。1980年の改修ではそれまでなかった反響板やオーケストラボックスが整備され、招致できる舞台芸術の幅が広がりました。独特の外観やロビーのつくり、歴史を感じさせる風情も含め、後にJR米子駅前に完成した「ビッグシップ」や「市文化ホール」とは違う役割があると個人的には考えています。市が財政難の折、投入できるお金には限りがあるでしょうが、今後も市民文化を支える場となるよう、存続策を考えていきましょう。(圭)
 
 

2008年05月19日

生きる

 中国四川省の大地震では、生存率が急激に低下する72時間を過ぎても、多くの生存者が救出されています。きょう(19日)昼にも164時間ぶりに女性が救出されたとの一報が編集制作局に流れました。
 がれきの下で数日間、救出を信じてひたすら待ち続ける。体力とともに「生きよう」という強い意志。壮絶な生への格闘が連日、報道されています。もし自分が生き埋めになったら、生き残れるのか。想像も難しい極限状態です。
 日本の救助隊が現地で活動していますが、やはり遅すぎたと言わざるをえません。中国側の救助隊の要請や中国メディアの取り上げ方には政治的な思惑が見え隠れし、すっきりしません。サイクロン被害のミャンマーの軍政の対応は論外ですが、中国政府も自然災害での国際協調の重要性を認識してほしいと思います。(M)

2008年05月15日

苦心の作

少し前まで、日本海新聞の1面でポップサーカスの演目紹介が連載されました。写真を担当した若手記者は少し残念顔。「めちゃめちゃ苦労して撮ったのに、誰も『よかった』と言ってくれない」。暗い室内で激しい動きをカメラでとらえるのは至難の業で、ピント合わせも大変。演者にスポットライトが当たって色飛びしたりと、光の調整の加減もかなり難しいのです。
 7年前の公演は自分が担当したので、苦労がよく分かります。社内のたばこルームでどんよりと慰め合い、至った結論は「あのスピード感と華やかさを生で見てもらったら分かる」。宣伝みたいですが、正直そう思います。(ほ)

2008年05月14日

5候補の動き熱く

 きょう14日付の本紙25面では、次の衆院選に出馬を予定している鳥取1、2区の候補5人の最近の動きをまとめました。
 「道路国会」はひとまず区切りが付いたものの、一般財源化や整備計画のあり方の議論はこれからが本番。75歳以上の高齢者を対象とする新しい医療制度は見直し論がいよいよ活発になるでしょう。こうした状況を踏まえて、現職2人を含む5人の立候補予定者は、熱く、地道に活動を繰り広げています。
 内閣支持率を大きく下げた福田首相はとても解散=総選挙できる状況になく、衆院選が年内に行われる可能性は低いとの見方が多いのですが、「選挙」「選挙」というアナウンスがまだ聞こえない「平時」にどれだけ歩いて有権者とじかに触れ合うかが勝敗の大きなポイントになります。何より当事者である5候補が、そのことを一番分かっている。取材した記者の話を聞いていてそう感じました。(圭)

 

2008年05月12日

自己防衛の手段を

 愛知や舞鶴で女子高生が殺害される事件が相次いで起き、年ごろの娘を持つ親は心配でなりません。部活などで遅くなる下校時の安全をどう守るか、学校や家庭、地域全体で早急に対応しなければならない課題となっています。
 報道はされていない悪質な不審者情報は後を絶たず、先日も鳥取市南部で全裸の変質者出没の情報が届きました。事件が発生してからでは遅い。生徒も自己防衛する必要があります。万が一の時は「大声を上げる、蹴り上げる、かみつく」。娘にはいつもこう言っています。(M)

2008年05月08日

団塊のビッグルーキー

 昼下がりの社内が沸きました。春前にわが社を退職したばかりの先輩が鳥取県のゴルフ選手権に初挑戦し、好スコアで堂々の初日3位。「最終日は応援に行こう」と仕事そっちのけで盛り上がっています。
 「国体出場だ」「才能に早く気付けばプロでがっぽりもうけていたろうに」と話はどんどん飛躍。さっそうと現れた〝団塊のビッグルーキー〟は、県のゴルフ界にとってもちょっとした話題。報道に私情は挟みませんが、最終日にコケないことを陰ながら祈っています。(ほ)

2008年05月07日

列に並ぶことが好きな都会人

 大型連休が終わりました。皆さんの休暇はいかがでしたか。鳥取県内の観光地も大にぎわいで、全国級となった水木ロードは期間中22万人の人出。本紙の見出しは「妖怪ロード 人間だらけ」とにぎわいを伝えました。鳥取砂丘も砂の美術館効果で昨年より4万5千人多い17万人弱が訪れました。やはりイベント効果は大きいですね。仕掛けることの重要性をあたらめて知りました。
 筆者は鳥取自動車道の建設視察も兼ねて姫路方面へ。姫路城では菓子博も開かれ、天守閣に登るのに3時間待ち。皆さん、行儀良く並んでいましたが、先を急ぐので、二の丸で観覧したのみ。それにしても、都会の人は列に並ぶのが好きですね。並ばないと損をした気分になるのかな。(M)

2008年05月02日

こいのぼり

 屋根より高い、こいのぼり…。色とりどりのこいが大空を悠然と泳ぐ季節。鳥取空港や袋川、緑水湖など、紙面にもしばしば登場するようになりました。
 しかし、いずれも公共の施設や場所。以前なら、こいを揚げている家を何軒も見ることができたのですが、ことしは、ほとんど見かけません。
 少子化とはいえ、こんなに子どもがいないのか、と不思議に思っていると、社内の事情通が教えてくれました。「こいのぼりは、男の子が生まれました、というのをご近所に自慢しているようなもの。のぼりに名前を入れるのも、個人情報を保護するという最近の流れに反するので、こいのぼりではなく、五月人形を飾る人が増えているんだと思います」。
 なるほど。知らないうちに、時代は変わっているのですねえ。(吉)

2008年05月01日

足元から

 きのう開かれた鳥取県の後期高齢者医療広域連合市町村会。参加した首長からは、保険料の年金からの天引きなど制度の根幹の見直しを求める意見が出たようです。一方、この制度では、保険料などへの不服申し立てを審査する審査会を都道府県が4月1日に設けておかなければなりませんが、鳥取県は人選に手間取り、設置が大幅に遅れました。大きなミスです。
 お年寄りを中心に制度そのものへの批判が渦巻く中、県には国に対して住民の立場から主張してもらいたいのですが、不服を受け付ける窓口をきちんと準備できていなかったとは…。まずは足元から、でしょう。(圭)

「打撃戦」

 春の高校野球は鳥取城北と鳥取商が決勝に進出。準決勝を見て、ズバリ打撃戦を予想します。鳥取城北は全員がバットヘッドを立て、コンパクトで鋭い打撃。鳥取商はビュンビュン振ってきます。タイプは違いますが、ことしは好投手が多いため、両校とも冬にしっかり打撃を鍛えてきたようです。2日は高校野球コーナーで決勝戦のイニング速報をする予定です。(ほ)