ゲゲゲの女房
水木しげるさんが隠岐の無人島にある「ねずみ男岩」を見学した話題がきょう4日付の本紙に載っています。岩をバックに、おどけたような水木さんの表情(写真)が印象的です。
少し前、水木さんの妻・武良布枝さんが夫との半世紀の歩みを記したエッセー『ゲゲゲの女房』(実業之日本社)を読みました。淡々とした筆ですが、貧しかった時代、漫画を描くことに没頭する水木さんと、それを支えた布枝さんのきずなの強さが伝わってきます。きょう付の写真の表情と同様、水木さんのユーモア、あたたかみが妻の目線から随所に表現されているのもこの本の特徴です。ご一読を。(圭)