北京への道
今夜、オーストラリアとの大一番を迎える男子バレー。ぜひ勝って、バルセロナ以来4大会ぶりの五輪出場に王手をかけてもらいましょう。
男子バレーといえば、われわれおじさん世代はミュンヘン五輪(1972年)を思い出します。今は亡き世界の名セッター猫田をはじめ、大砲の大古、横田、センター森田。ベテランの南、中村も活躍しました。そういえば、男子チームを主人公にしたテレビアニメ「ミュンヘンへの道」も人気でした。
準決勝のブルガリア戦。2セットを取られた日本は第3セットもリードされ、そこから奇跡の逆転勝ち。当時、高校1年の私は、翌日の授業のことも忘れ、深夜のテレビにかじりついていました。決勝も東ドイツを逆転で破り、金メダルに輝きました。
1961年の欧州遠征で日本男子は22連敗。女子は「東洋の魔女」なのに男子は「世界のクズ」と言われたそうです。3年後の東京五輪では銅メダルを取ったにもかかわらず、「金」の女子ばかりが脚光を浴びました。発奮した当時の松平監督は8年計画でチームを作り上げます。68年のメキシコ五輪の「銀」、そしてミュンヘンの「金」へと上り詰めました。
郷土出身の森下広一選手がマラソンで銀メダルを獲得したバルセロナから、はや16年。同じく郷土出身の山本隆弘選手が引っ張る男子バレー、「北京への道」を切り開け。(周)