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『海を見ていたジョニー』

 五木寛之さんの小説を学生時代に何冊か読みました。『海を見ていたジョニー』はその中の一冊。黒人のジャズマンを描いた作品です。心の美しい人にしか良い演奏はできない。そんな物語です。文庫本のジャケット(海沿いの光景の中にトランペットが写っている)に引かれ、手に取りました。最近は人生のありようをつづった作品で広い年齢層の支持を得ている五木さんですが、かつての青春小説も心に響くものが多かった。ロシアを舞台に新聞社の外信部記者が活躍する『蒼ざめた馬を見よ』にも引き込まれました。二十歳のころ、ずいぶん前の話ですが…。
 さて、五木さんは本紙に小説『親鸞』を連載中です。昔の作品を思い出しながら、作家としての幅の広さを感じます。五木さんは親鸞像にどう迫っていくのでしょう。きょうから欄と文字が大きくなりました。ぜひお読みください。(圭)

コメント

いい話ですね。(米)

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