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2008年12月30日

深海魚のように

 東京株式市場の大納会が終わりました。年間の株価下落率は史上最大だそうです。右も左も上も下も不透明な時代に入りました。深海のごとく、太陽の光はなかなか地方にまで届いてきません。こんな時は深海魚のように自ら輝くことが大切なのではないでしょうか。自ら輝き、自らを照らし、自らを省みて、自らの良さを知り、自らを発信する、自らの存在をアピールする。ことしは、これまで日本の繁栄を支えてきた社会システムが音をたてて崩れました。が、ピンチはチャンスです。来年は新たな国づくが始まる年になるでしょう。それを好機として、よりよい鳥取県の姿をあらためて探り、アピールする年にしたいものです。そのためには、自ら輝くことが、第一歩です。(閑)

2008年12月29日

女性パワー

 昨日の有馬記念で、牝馬が37年ぶりに優勝。競馬の世界も〝女性上位〟の傾向が強まっています。家庭円満の秘訣は「かかあ天下」と言いますが、新聞記者の世界でも女性記者の活躍が目立っています。男では気付かない、理解できない、知らない子育てや教育、福祉などの分野で読者のニーズに応えた取材に積極的に取り組んでいます。まさに「母は強し」。
 来年も家庭、仕事とも女性の力を頼りにしています。筆者の今年のブログはきょうで終わりです。来年もよろしくお願いします。(M)

2008年12月28日

不況下の師走

 新年を迎えるのを前に理髪店に行き、さっぱりしてきました。景気の悪化で厳しい年の瀬ですが、来年は視界が広がるようないい年になればと思います。
 景気の悪化は雇用に大きな影を落としていますが、生活の中にも目に見えない変化をもたらしています。忘年会の簡素化が報道されていますが、県内でもことしは毎年していた二次会の設定はなし、行きたい人がどうぞ、とした企業も。パーッとやろうという気分にはなりにくい企業状況です。
 理髪店でも、これまで1カ月に1回来ていた人が、40日、50日と延びているという話を聞きました。〝生活防衛〟です。
 紙面にも深刻なニュースが多く載るようになりました。伝えることは伝えることとして、その中でも希望や勇気、元気をもらえるような話題を一つでも多く掘り起こしていきたいと思います。(鵜)

2008年12月24日

ライトダウン

 クリスマスイブのきょう、鳥取県庁は間もなく午後8時に全庁を「ライトダウン」します。七月には地球温暖化防止の啓発活動として「七夕ライトダウン」を行ったのですが、今回はノー残業デー。ワークライフバランス(仕事と家庭の調和)が社会の目標になる中、平井伸治知事の「クリスマスくらいは早めに切り上げてゆっくり過ごして」との思いがあるようです。
 わが社のスタッフもきょうは少しばかり退社時間が早いよう。ただ、まだ七、八人がパソコンとにらめっこ。正月前の「おせち原稿」などに追われ、なかなか「ワークワーク」を抜け出せない様子です。(圭)

どうする米子市長選

 先日、地元選出の国会議員のパーティーに出掛けました。各界各層から大勢の人が集まり盛況。その中に来春の米子市長選に出馬表明している現職と元県幹部の姿がありました。
 パーティーは来年には必ずある総選挙に向けて、一致団結して自民党現職を支えようという趣旨ですが、参加者からは「市長選もあるしな」との声が。県西部のリーダーを選ぶ選挙が気になるようです。
 同市長選は現職、市議、元県幹部の三つどもえが濃厚。まれに見る組み合わせで、関心も高くなっています。課題が山積する中で、3氏がどんなマニフェスト(公約)を市民に示し、何を実現しようとするか。論戦が期待されます。
 27日付の特集・西部シンポジウムは、「どうする米子市長選」と題して、市政記者が切り込みます。(鵜)

2008年12月22日

政治センス

 百年に一度の経済危機といわれ、鳥取県内でも派遣労働者の契約打ち切りが千人近くとなっています。鳥取県や米子市が臨時雇用の方針を打ち出すなど支援の動きも活発になっています。世界的企業の自動車や電機メーカーは業績が悪化すれば、いとも簡単に人のリストラを進め、あたらめて企業の〝非情さ〟を痛感しています。政治・行政によるセーフティーネットをしっかりつくりあげておくことが重要となっています。
 それにしても政治的なセンスを疑わざるをえないのが、消費税率アップの問題です。麻生首相は2011年度のアップを明言し、引き上げ時期を明確に示すかどうか論議を呼んでいます。社会保障費の伸びによる消費税引き上げについて、将来的に不可欠であることは異論ありませんが、なぜ今この時期に消費税問題をテーマに挙げるのか。国民を逆なでする論議ではないでしょうか。今はこの雇用不安をどう解消するかに全力を挙げるべきでしょう。(M)

2008年12月19日

ドミノ不安

 金融危機から始まり、大企業の大幅減益、雇用不安と100年に一度の波がわたしたちの身近なところに押し寄せてきました。これから消費不振につながり、税収減による行政サービスの低下、人口流出など最悪のシナリオも予想されます。ついこの間まで戦後最長の景気だったはずですが、どうしてこんなに急速に悪化してしまったのでしょうか。輸出を中心とする企業は戦後最長の恩恵で十分な内部留保、企業体力を温存していると思っていたのですが…。また、一度、急激な円高を体験し、企業内容の再構築で円高に耐えられる企業体質を築いたはずだったのですが…。それらが実はもろかったことが、この不況で明らかになりました。遠く米国発の不安がドミノを倒すように急速に伸びてきて、われわれの生活を脅かしています。(閑)

2008年12月18日

年末回顧

 年末回顧の時期になりました。新聞の各面で、政治、経済、文化、芸能、スポーツなどの年末回顧が始まり、いよいよ2008年もあとわずかという気分になってきました。日本海新聞では「2008年読者が選ぶ郷土の10大ニュース」への応募を読者に呼びかけています。締め切りは20日。ホームページや携帯電話でも簡単に応募できます。どしどし参加いただきたい。
 さて、世界や日本、鳥取県の今年を振り返るのも重要ですが、家族や個人の今年1年はどうだったのでしょうか。家族で「わが家の5大ニュース」を選び、大晦日に発表してはいかがでしょうか。心の中で、「私の3大ニュース」を選んでみるのも楽しい。そして来年、どういう年にしたいか。「今年こそ禁煙を」。毎年誓っていることですが、すぐに忘れてしまいます。これじゃいけませんね。(煙)

2008年12月16日

我慢の時

  先日、読者という方が「ぜひ、話を聞いてほしい」と会社を訪ねてこられました。話題は雇用情勢。「100年に1度といわれる危機を乗り越えるには、一時的な対策ではだめ。経営者も従業員も、すべての人が現在の8割の収入で我慢し、残りの2割で、失業した人を再雇用すべきだ」と力説されました。
  確かに、私たちが子供のころ、終身雇用が当たり前だった時代には、そういう考えが社会に広く受け入れられていたような気もします。
会社や地域を一つの家族とみて、みんなで助け合う。そういう「共生」や「互助」の精神が、今こそ必要なのかもしれません。(吉)

副流煙とマスク

 タバコを吸わない人間にとって、タバコの煙がどれほどにおうものか、実感しています。少し前から節煙に踏み切りましたが、一番変化があったのは嗅覚です。吸っている姿を見なくても、煙そのものが漂っていなくても、誰かが近くで吸っていることがにおいで分かってしまうのです。今まで他の人々に副流煙でどれほど迷惑をかけたか、反省しています。この副流煙と似ているのが、咳(せき)です。冷え込みが厳しくなり、風邪を引く人が増えましたが、マスクをせずに咳をしている人をよく見ます。これも副流煙と同じで、知らないうちに菌をばらまき、他の人に迷惑をかけているのです。タバコのマナーは厳しく問われますが、風邪を他者にうつさないマナーはあまり指摘されません。県内でもインフルエンザの集団感染が報告され始めました。せめて、弱い子どもたちが近くにいるときはマスクをしたいものです。(風)

2008年12月10日

きょうの空模様のようには

 平野部に雪が舞った先週末から一転、きょうの鳥取県内は終日ポカポカ陽気でした。ただ、取材現場から入ってくるニュースはさわやかだった空模様のようにはいきません。世の中、とりわけ経済の状況は本当に厳しく、県議会では、来年3月までに職を失う県内の非正規労働者が680人に膨れ上がる見通しが明らかになりました。対策を講じる国の責任は重く、自治体の知恵も試されます。雇用環境を改善するために、行政は限られたお金をどんなふうに使うべきなのか。しっかり見張っておかなければなりません。(圭)

スピード判決

 広島市で3年前に起きた女児殺害事件で、殺人などの罪に問われたペルー人の控訴審判決がきのう、広島高裁であり、裁判長は審理を地裁に差し戻しました。一審は来年5月にスタートする裁判員制度のモデルケースといわれ、公判前整理手続きをして集中審理し初公判からわずか50日で無期懲役の判決が出ました。高裁では「供述調書を却下した訴訟手続きは違法」とスピード審理に注文を付ける形となりました。
 裁判員制度では候補者への通知が行われ、いよいよ本番に向けて国民の間でも話題に上り始めました。本紙が読者の広場で募集した「もし裁判員になったら」には多くの投稿が寄せられています。「やらざるを得ない」「裁く責任は重い。避けたい」「拒否する」など賛否両論で、国民論議がまだ煮詰まっていない感がします。
 日本の裁判員制度は有罪か無罪かを決めるだけでなく、有罪なら死刑か無期懲役かなど量刑も決めなければなりません。テレビ桟敷では「この犯人は当然死刑だな」と言っていた一般市民が裁判員に選ばれ、果たして「死刑」判決を言い渡すことができるのか。その重圧に耐えることができるのか。最近、この制度に疑問を抱き始めました。
 国民が裁判に参加することは基本的に必要なことだと思っていますが、究極の選択までしなければならないのでしょうか。投稿の中で「死刑判決に加わったら、被告人の顔が浮かび、一生耐えられません」との言葉が印象的でした。皆さんはどうお考えですか。(醍)

2008年12月08日

思考停止

 思考停止状態となる数字が本日付の本紙をはじめ各紙の1面を飾りました。「内閣支持率急落」。各マスコミの世論調査で支持率は20%台前半まで落ち込みました。経済対策をめぐる首相の政策のぶれや一連の失言が国民の支持を一気に失わせたことは間違いありません。
 この支持率で衆院解散・総選挙はいつ行われるのか、日本経済はどうなるのか、社会保障関連の政策がきちっと打ち出せるのか、国民生活はどうなるのか。混沌というより、不安、お先真っ暗の状況ではないでしょうか。頭がまったく働かない状態で、朝からぼーとしています。
 政治が立ち直るしか方法はありません。総選挙して国民の意志を示すしか、この暗い世相を変える手段はないのでは。(変)

2008年12月04日

平井知事1発OK 「役者やなあ」

 米子市を中心に映画「銀色の雨」(浅田次郎原作)の撮影が順調に進んでいます。ロケでは県民のエキストラが活躍していますが、なんと2日には平井伸治知事が登場。JR米子駅で駅員にふんして重要な役どころを演じました。
 家出をしようと夜行列車「出雲」に乗るため、米子駅に来た高校生役の賀来賢人さん。ところが列車はすでに発車していた。賀来さんが「もう出ましたか」と駅員の平井知事に尋ねる。ここで知事が「恐れ入りますが、もう東京行きは出ました」。せりふはこの一言ですが、1発OK。鈴井貴之監督も知事の演技にあ然、スタッフから拍手が沸き起こったということです。知事はこの日はかぜをひいていて体調が良くありませんでしたが、さすが「役者」。 
 このほか、駅の陸橋で知事と賀来さん、プロボクサー役の中村獅童さん、そして知事の奥さんで乗客役のりえさんの4人がすれ違う場面も。ぜひとも見てみたい映画です。
 知事は原作を読んで、主人公の高校生の名前が「平井和也」であることに縁を感じていました。また、子どものころからの「鉄道ファン」。映画で夢を実現しました。(鵜)

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(鳥取県提供)

2008年12月03日

FIFAクラブワールドカップ

 昨年は世界陸上大阪大会の事前キャンプでウサイン・ボルトらジャマイカの快速軍団が鳥取市を沸かせましたが、2002年を覚えていらっしゃいますでしょうか? 日韓共催のサッカーW杯で鳥取キャンプを張ったエクアドルチーム。「シ・セ・プエデ」が懐かしい。その後の日本との親善試合や2006年W杯、南米予選をまめにチェックしてました。今度、一部ですが当時のメンバーが再び日本を舞台に戦います。
 11日に開幕するFIFAクラブワールドカップに、南米予選のコパ・リベルタドーレス王者となったエクアドルのリガ・デ・キトが出ます。GKセバジョスは2002年W杯時の正GK。コパ・リベルタドーレ制覇の立役者となった37歳の大ベテラン。鳥取で見せた気さくな笑顔も健在のようです。
 このほか、控えに回るようですが、FWにはエクアドルの歴史に残るW杯初ゴールを決めたデルガド、ボランチには冷静なボールさばきを見せたオブレゴンがいます。ともに30代半ばのベテランとなりました。
 リガ・デ・キトは17日にアルアハリ(アフリカ代表)―パチューカ(北中米カリブ海代表)の勝者と対戦。南米代表としてはやや力不足との前評判ですが、さて、どう戦うか。(ほ)

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2002W杯エクアドルチーム

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セバジョス

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デルガド

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オブレゴン

2008年12月01日

全国のサッカーファンが待っている

 負けちゃいました。きのうのJFL今季最終戦。われらがガイナーレ鳥取はJ2昇格を目前に最後の奮闘もむなしく、完敗。ケーブルテレビで観戦していた県民も多かったでしょう。本当に残念です。
 その前日、ある会合で新潟市の若い男性と懇談しました。大のサッカーファンでもちろん地元のアルビレックス新潟のファン。この男性いわく「ガイナーレのことはよく知っている。早くJ2、J1に上がってほしい」。別の松山市の男性。こちらもサッカーファンで地元の愛媛FCのホームゲームはすべて観戦。「ガイナーレにはぜひ、J2に昇格してほしい。鳥取のバードスタジアムに行きたい」。二人ともガイナーレにエールを送ってくれました。
 意外に全国によく知られているガイナーレ。全国のサッカーファンがJの仲間入りを熱望していることを知り、感激しました。鳥取だけでなく全国サッカーファンのために、もう一度立ち上がってほしい。(蹴)