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2009年01月31日

扉の向こう

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 「セレモニー」化を阻止する姿勢を参院の民主党が示した26日の両院協議会は翌27日に持ち越し。2008年度第2次補正予算をめぐる話し合いは不調に終わり、衆院の議決優先に基づいて予算は成立しましたが、関連法は参院での審議入りのめどが立っていません。
 「(民主党が審議を)やらせないのではなく、(与党が)やらせないようにしている」と参院民主。片や、首相は「いたずらに結論を先送りする余裕はない」と野党をけん制しています。が、関連法案の内容は是非が焦点となった定額給付金の支給だけでなく、雇用対策などの財源を裏付けるもの。雇用情勢の悪化に直面する地方自治体は「国民不在」と与野党の攻防に不満をもらしています。
 26日の深夜、非公開だった両院協議室の扉が開くのを延々と待ちながら政治の閉塞状況を感じました。(風)

2009年01月29日

カニの海

 境港といえば夏のマグロと冬のカニ。境港市の日吉水産所有のカニかご漁船「第38吉丸」がロシア当局に拿捕され、日本海での漁が危険と隣り合わせであることを痛感した。
 会社の話では、第38吉丸がベニズワイガニ漁をしていた水域は、他のカニかご漁船もこれまで自由に操業していたゾーン。今回、漁労長が示した操業位置の緯度、経度に対して、ロシア側がロシアの水域と主張してきたことに困惑しているという。
 「元気だろうか」「いつ帰れるのか」。乗組員らの家族の胸中を思う。外交交渉で、第38吉丸はロシアの水域では操業してなく一日も早く乗組員を帰国させるべきと、毅然と主張してほしい。(酒)

こう、ご期待

 「アートの現場から―鳥取のホープたち」の連載を、29日付文化面でスタートしました。絵画やデザイン、写真など地域で光り輝く若手アーティストたちが、創造の世界で何を求め、どう進もうとしているのか、その人間像に迫ります。初回は、洋画家の谷繁淳子さん。リアリティーあふれる繊細な表現が人気を呼んでいますが、彼女の生命を見詰める真摯な姿の背景にあるものが浮き彫りになったのではないでしょうか。今後も多方面の若手を精力的に取材していきます。月1、2回掲載の予定です。こう、ご期待!(い)

2009年01月28日

シジミ漁

 厳しい冷え込みの中、湯梨浜町の東郷池で特産のシジミ漁が続けられています。この時期は寒シジミと呼ばれ、栄養をたっぷり蓄えた良品が採れます。放射冷却現象の影響で28日の早朝には氷点下まで気温も下がり、取材した記者によると湖面の一部にはうっすらと氷も張っていたとのこと。舟に腰を下ろしたとたん、板にお尻がくっついたとも。厳しい寒さの中で続けられているシジミ漁です。黒いダイヤと呼ばれることもある価値のある特産品。なかなかお目にかかれませんが、貴重なシジミの漁がいつまでもできるようにと願わずにはおれません。(白)

2009年01月27日

インドネシアからのチャレンジ

 昨年夏に来日したインドネシアの介護福祉士候補、看護師候補が日本語研修を終え、29日から国内各地の施設、病院で働き始めます。両国の経済連携協定に基づいて、米子市の施設、病院でも計4人を受け入れます。候補の皆さんは資格取得を目指すようです。
 背景には、日本の介護福祉士、看護師数の不足があります。受け入れ側はプロとして育成したい考えです。もうずいぶん前、インドネシアを訪れたことがあります。温かいもてなしの心をいろいろな場面で感じたのを覚えています。生活習慣や宗教の違いはありますが、候補の皆さんが安心して就労できる環境を当事者のみならず整えたいものです。(圭)

寝不足

 年のせいか、少しでも寝不足になると、すぐに体にこたえるようになりました。先日も、仕事が思いのほか長引き、帰宅したのは深夜。それから入浴し、ビールを飲みながら食事を済ませると、午前1時を回っていました。おかげで翌日は一日中体がだるく、集中力もなかったような気がします。
 県内でもインフルエンザが流行しています。予防には外出から帰ったときの手洗いやうがいが有効だそうですが、ずぼら人間には続きそうにありません。せめて早く布団に入り、十分に睡眠をとって、ウイルスに負けない体力を保ちたいものです。(吉)

2009年01月26日

雪の空港

 先週23日に東京に出張し、全日空最終便で帰鳥の途に。鳥取は雪予報で、羽田でも「引き返す場合があります。ご了承ください」とアナウンス。鳥取に電話すると「降っていない」ということで、安心して乗ったが、鳥取空港上空で約30分待機を余儀なくされ、最終的に羽田に引き返しました。初めての経験で、夜11時前に羽田につき、払い戻し、宿の手配、翌日の交通機関確保とてんやわんやの夜でした。
 聞くと、社内でも同じ経験者がおり、「よくあること」とのこと。あらためて積雪地域の空港であることを痛感しました。
 東京での会議が夕方まであり、もし飛行機がだめな場合、新幹線・スーパーはくとは時間的に無理。寝台サンライズ・スーパーいなば利用がありますが、到着は翌日朝。「新幹線・バス利用もあるよ」と先輩。いろいろなオプションを準備しておかなくてはなりませんね。しかし、いずれにしても便数が少ない。積雪期の交通機関の不便さを解消する手だてが急がれます。(M)

とっとりの祭り

 肩車されて高らかに奪った宝木(しんぎ)を掲げるふんどし姿の男性。25日付の本紙に掲載された「樗谿(おうちだに)裸祭り」の写真は、厳寒の中、男たちが激しくぶつかり合うこの祭りの醍醐味(だいごみ)が伝わる写真でした。H記者の力作です。
 絵馬で知られる倉吉市の長谷寺にも、「牛玉(ごおう)授け」という江戸時代から続く伝統行事があります。高さ3メートルの梁(はり)の上から「ごおーう、ごおーう」の掛け声とともに落とされる福木を奪い合います。福木を手にすると、樗谿の宝木同様、一年間の福をもたらすとされます。
 よく似た伝統行事ということでは、農作物の豊凶を占う「管粥(くだがゆ)神事」が倉吉市生田と大山町逢坂八幡神社に伝わります。裸祭りには、「蛸舞式(たこまいしき)神事」(伯耆町福岡神社)のような奇祭も。
 本紙では土・日曜日付で1面に「とっとりの祭」を掲載しています。地域に伝わる祭りや伝統行事を後世に伝えていく。これもわれわれ県民の務めです。(鵜)
 

2009年01月24日

壁耳

 消費税率引き上げ時期明示の是非をめぐる自民党内の議論は財務金融部会が舞台でした。党本部一室でのやり取りは非公開のため、壁に耳を付けての聞き取り。談論風発に神経をとがらせました。
 結局、明示を避ける結論に至りましたが、焦点だった2011年度からの引き上げについては「あいまい」(若手議員)さが残る内容。
 部会終了後、前閣僚経験者が報道陣に語った「財源の裏付けがないのに高速道路を無料にするなどと言うような政党とは違う、と明確にできたことは良かった」との〝自画自賛〟に選挙を意識した思惑が透けて見えます。
 政局に振り回されないよう政策課題を注視しなければ、と感じました。(風)

2009年01月22日

夢はかなうか

 センバツ出場校が23日に決まります。中国・四国地区の出場枠は計5。中国大会、四国大会の優勝、準優勝校は順当に決まるとして、残りは1。中国大会ベスト4の鳥取城北は同じくベスト4の開星(島根)、四国大会ベスト4の高松商、尽誠学園(いずれも香川)とその座を争うことになりそうです。
 鳥取城北はこれまでにも何度かセンバツ出場にあと一歩のところまで行きましたが、そのたびに出場には届かずじまい。夏も含めて甲子園の経験はありません。
 過日、鳥取城北野球部の元監督と鳥取市のスーパーでばったり。「今度は大丈夫では」と振ると、「いやあ、わからんで」と慎重な言葉が返ってきました。監督時代にはその采配にも慎重さがあふれ出していた元監督。お会いするのは約10年ぶりでしたが、変わらぬ姿に「相変わらずだなあ」とうれしくなりました。
 出場校が発表されるのは23日午後3時ごろとのこと。選手や石川監督、そして元監督の笑顔を楽しみにしています。(倉)

体力テスト

 文部科学省が初めて実施した体力テストの結果を公表しました。が、学力テストと同様に市町村別や学校別などの結果は明らかにしないとの方針です。鳥取県でも同様なスタンスで、積極的な開示はしません。情報公開条例に基づく請求に対しては、そうなってから考えるとのことです。学力の結果開示にデリケートな問題があるのは認めますが、体力の結果はそうなのでしょうか。
 子どもたちがこれから生きていく力の源が体力です。そう考えれば学校だけでなく、家庭や地域での体力教育が大事でしょう。一方、学力とは異なり、野球やサッカー、バレーボール、バスケットボールなどスポーツでは学校教育の枠を飛び越え、地域の人々が指導するケースは少なくありません。スポーツは地域で一生涯楽しんでいくものであり、そのベースとなるのが子どもの体力です。それだけに子どもの体力は地域ぐるみではぐくみたいもの。そのためには、ベースとなる情報が不可欠のはずです。(閑)

2009年01月21日

リーダー

 昨日、鳥取県中部地区のある方と「リーダーとして適した人、適さない人の条件とは」という話になりました。その方が言うには次の4つのタイプがある、と言います。それは①良い人で、仕事ができる②ちょっと悪だが、仕事ができる③悪で仕事ができない④良い人だが、仕事はできない―と。
 このうち、③は論外で、①がもっとも理想的だが、そうはなかなかいません。では、②と④の比較で最もたちの悪いのは④だ、とその人は断言していました。言われてみれば、なるほど。でも、ちょっとドキッとする話でした。
 さて、きょう誕生した米国大統領のオバマさんも、これからその手腕の真価が問われることでしょう。今の段階では、周りから①の人だと期待されているようですが…。それでは目を転じて、日本の首相をはじめ、自治体のトップの人たちはどうなんでしょうね。(虎)

2009年01月20日

自治体選挙

 任期満了に伴う伯耆町長選挙が20日告示され、予想通り新人で元県職員の森安保氏が無投票で初当選を決めました。現職の勇退表明から一人旅ですんなり事が運んでしまった感じです。選挙戦を通して、新しい首長を吟味する機会が有権者に与えられなかったことは残念です。選ばれる方にとっても票の重さを背負って仕事をするほうが力になるでしょうに。
 前日、NHKBSのニュースで、米大統領選でのオバマ氏の勝利を通して市民の政治意識が変わり、自治体選挙にも影響を及ぼしていることをレポートしていました。デトロイトで市長選の候補者を集めた公開討論会が開かれ、市民が厳しい質問を候補者に浴びせる様子が映し出されていました。
 「これからは市民を納得させることのできない市長はだめ」という参加者のコメントが耳に残ります。次に控える米子市、大山町の首長選挙を注目しましょう。(Q)

鳥取県庁と現場主義

 久しぶりに鳥取本社で仕事をすると、やはり県庁を抱えているだけに、情報の発信量の多さを感じます。県政記者をしていたときも、毎日の配布資料を〝さばく〟のが大変だったことを思い出します。
 片山知事による県政改革の中で情報公開が進み、報道機関への「資料提供」も多くなりました。その情報は新聞やテレビを通して県民に伝わります。県民の「知る権利」に応えることにもなります。
 しかし、その多くは〝県庁発〟の広報的なもの(パブリシティ)だったように思います。よって県庁の記者室にいると、「いい情報」に囲まれて仕事をしている自分がいます。
 ところが、出先(中部本社や西部本社)に出て、実際に取材をしてみると、問題点や不満の声をたびたび聞くようになります。県庁情報との〝ギャップ〟を抱えて仕事をしている自分がいました。
 片山知事が就任直後に言った言葉に、「県庁というフィルターを通すとすべてうまくいっているように思えてくる」があります。これは名言。だから、現場主義が大事なのです。われわれ記者も。
 20日付の本紙に、雇用環境が悪化する中、県職員が県内の事業所を訪問し、経営や雇用状況を聞き取るとともに雇用維持を求めていくとの記事が載りました。ここで耳にする意見ほど大事なものはないと思います。県庁から現場へ、これからもこの姿勢で。それでこそ「県民と共に歩む」平井県政が花開くのでは。(鵜)

2009年01月19日

私をJリーグに連れてって

 昨シーズン、J2昇格を惜しくも逃したガイナーレ鳥取がきょう会見して、今シーズンの活動を始めました。あすには初練習を予定しており、3月15日のJFL開幕戦に向けて、正念場の年がスタートしました。
 本紙のインタビューでヴィタヤ監督は「今年は優勝しかない」と決意表明。「小さな県でもサポーターは熱く、昨年の盛り上がりは素晴らしかった。フロント、チーム、まちのみんなで目標を達成したい」と熱く語りました。昨年の悔しさをバネに、勝利を目指すチームを支えるのは県民の熱い思いでしょう。今季のガイナーレ報道にご期待ください。
 ガイナーレ担当記者も「私をJリーグに連れてって」。さあみんなでJリーグに行きましょう。(M)

2009年01月17日

「夢の航路」への期待

 境港と韓国、ロシアを結ぶ定期貨客船が2月に試験運航、4月から定期運航することになりました。当初予定の2月20日就航まで1カ月の段階で使用する船が決まっていない状況に、本当に実現するのかと心配しましたが、平井知事は「あの人たち(DBSクルーズフェリー側)は必ずやりますよ」と自信を持っていました。17日付本紙のがっちり握手する両者の表情から喜びが伝わります。
 平井知事は常々、北東アジアを意識した発言をしています。国際化時代の鳥取県の発展を考えるとき、お互いに「最も近い」国、地域に目を向けることが大事で、米子ソウル便は「夢の翼」であり、定期貨客船は「夢の航路」だと。境港を人やモノが行き交う「平成の出島」にしたい、との考えです。
 就航後も積み荷の確保などの課題が出てくると思います。ただ、ソウル便の存続運動で見せた官民挙げての取り組みで、貨客船という手に入れたツールを活用し、鳥取県の将来の姿を描いていきたい。(鵜)

2009年01月16日

今年の目標

 「週刊誌の場合は読者の方に本屋で三百五十円を払って買ってもらわないと売れないし、読んでもらえない」とサンデー毎日の山田道子さん。八十六年の歴史を持つ同誌で初めてとなった女性の編集長が共同通信加盟社論説研究会で講演した。
 経済、パソコン、テレビなどの情報に特化した週刊誌と違って総合の週刊誌は成り立ちにくいとのこと。それでも、従来のオジサンだけでなくオバサンにも読んでもらえる雑誌を目指す。「世の中に活力を与え、人々の選択の幅を広げる思いで作っている」との姿に刺激を受けた。
 暗い世相にあって一隅を照らすコラムを書こう。少し遅れたけど、今年の目標を立てた。(風) 

2009年01月15日

ゲリラ豪雪?

 雪がやみません。中山間地在住の同僚によると、今回の雪は急にどっと降ったりするなどゲリラ雷雨ならぬゲリラ豪雪の様相を呈しているそうです。そんな中で気になるのが、地域力の衰弱です。高齢化、市町村合併、地域経済の疲弊で郡部を中心に「地域力」の衰弱が静かに進行していますが、今回の豪雪は衰弱により生じた新たなウィークポイントをついているような気がするのです。先の同僚によると、集落内のメーンストリートの除雪は従前通りですが、これまで誰もが協力して雪をかいていた枝道は人口の減少で除雪が進まない状況があるそうです。雪は子どものころと変わりませんが、社会はすっかり変わりました。これまでにないさまざまな現象や被害が生じており、それが「今、ここにある未来」として、地域の将来の姿を浮かび上がらせているのではないでしょうか。われわれは単に雪の被害を取材するのではなく、地域力を取材する心構えが大事だと思い定めています。(理)

一衣帯水

 水の都・松江から魚と妖怪のまち・境港に転勤しました。市役所や国の出先機関にあいさつに回ると、大陸を下に日本列島を上に配置した、いわゆる「逆さ日本地図」(富山県企画)をあちこちで目にします。応接間などにロシアや韓国、中国の人形や置物が飾られているのを見るにつけ、境港が北東アジアとの交流の玄関口であることを実感します。
 逆さ地図を見ると、弧を描く日本列島と大陸は日本海(東海)を挟んで一衣帯水の地です。報道を通して北東アジアとの交流がいっそう進むよう努めたいと、決意を新たにしました。(鴎)

2009年01月14日

もういいでぇ

 先週末から続いた今回の降雪は、中部地区でもまとまった量になりました。ここ数年は暖冬傾向で少ないと実感していたので、久しぶりに体力的にこたえます。中部本社の入り口にもこんもり。先日は大型トラックが駐車場に入れず、社員総出で積荷をリレーして運んだほどです。まるでがれきの撤去作業のようだと誰かがつぶやいていました。
 さらに積雪後の影響が出始めました。少し気温が上がって雪が重くなり、耐えられなくなったブドウのハウスが倒壊したりする被害も。被害調査に同行した記者は、車のすれ違いに難渋して大変だったと顔をしかめていました。天からの贈り物も度が過ぎると「もういいでぇ」。(白)

2009年01月13日

10年ぶりの市長選

 1月の異動で8年9カ月ぶりに米子の西部本社で仕事をすることになり、過日着任しました。約10年前、自らも取材した1999年の米子市長選をいま、思い出しています。故・森田隆朝さんと野坂康夫さんの一騎打ちは大激戦の末に森田さんに軍配。野坂さんが「敗戦」後に初めてあった同市議会を「勉強に」と訪れ、熱心に傍聴しておられたのを覚えています。野坂さんは捲土重来を期した2003年の市長選で初当選、合併後初の05年の市長選で再選を果たします。いずれも大差の勝利でした。
 そして今年4月の米子市長選。現段階では、野坂さんに、市議の八幡美博さんと前県西部総合事務所長の上場重俊さんが挑む三つどもえの構図です。10年前と同様、激戦が予想され、各立候補予定者の動向から目が離せません。三氏とも具体的な政策を表明するのはこれからのようですが、久しぶりの熱い市長選をしっかりとお伝えしようと思っています。(圭)

雪かき2

 車道の雪かきにも注文です。シーズン初めのせいか、今回はきれいにかけていない所が多かったようです。特に降り始めの10日は土曜日ということもあり、車同士がすれ違いに苦労する場面を多く見ました。
 うまくできて当たり前、少しでも良くないところがあると苦情を言われる厳しい立場だとは思いますが、それをやり遂げてこそプロ。次回こそ、「さすが」とうならせてほしいものです。(吉)

雪かき

 山陰地方は正月に続いて2度目の積雪。けさの出勤は当然ながら大渋滞。歩いた方が早いぐらいでしたが、歩道の雪かきが不十分のため、歩行者は難儀していたようです。市街地は住民や事業所がしっかりかいていますが、橋などの雪かきが全くだめ。道路管理者の役割でしょう。休日でも歩道除雪機を稼働して主要な橋の歩道部分をかきべきではないでしょうか。それが役所の仕事だと思っています(M)
 

2009年01月10日

消費不況と買い物

 どこに行っても経済情勢の話になります。企業経営のみならず、小売店、飲食店、さらには家庭まで。景気の後退がいかにわれわれの生活を直撃しているか、厳しい状況が続いています。
 鳥取県にUターンし、かつてにぎわっていた中心市街地の空洞化を目の当たりにしました。人通りがなく、シャッターが下ろされた店が目立ちました。一方、その中でも毎日店を開けて商売を続けている高齢の商店主もいました。長く続く消費不況、この小さな商圏の中で、一日店を開けていても期待する利益は見込めません。しかし、しっかりと商店街を、町を守り続ける人の姿がそこにありました。
 数年前から、自分の中で実践していることがあります。それは可能な限り、地元の店で買うということです。他地域の量販店に行けば、確実に欲しい商品は見つかり、それは地元の小さな店よりも安く価格設定されていることは想像つきます。それでも、この地域で頑張っている人の店を使いたい、という思いのようなものです。
 昨年も、ある商品を頼まれて地元の小売店を何店も探して回りました。結局、探し物は見つからず、他地域の県外資本の量販店で購入しましたが、それでもちょっとした満足感がありました。(鵜)

2009年01月08日

スキーでスッキリ

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 社内にしばらくこもりっきりだったので、スキー取材を買って出て氷ノ山へ。白銀に映える青い空が手に届きそうな別世界を満喫し、10年以上ぶりに会う先生や元気もりもりの選手に、エネルギーをおすそ分けしてもらいました。
 感心したのは競技終了後。中学生選手がテントや会場設備の片付けをてきぱきとやっていました。出場する選手の数が少なくなった、というのも取材した実感でしたが、少ないからこそ得られる貴重なものがあるようです。さわやかな気分で山を下りました。(ほ)

鳥取本社勤務

 1日付の人事で3年9カ月ぶりに鳥取本社勤務となりました。7日に県庁や政治関係の事務所などのあいさつ回りをしましたが、米子からの転勤とあって、市長選や衆院選鳥取2区の情勢を聞かれます。選挙戦は実際、これからなんですが、関心の高さと選挙イヤーを実感しました。
 選挙取材は、現場の〝皮膚感覚〟が大事だと思っています。候補に選挙にかける思いや何をどうしたいのかを直接聞く。その候補を支える陣営関係者、さらに有権者である住民の反応を肌で感じる。このことが記事を書く上での財産や引き出しの多さ、自信につながります。その点では、米子勤務の2年9カ月はよい〝助走期間〟になりました。
 総選挙の時期はまだまだ明確になりませんが、記者が肌で感じた〝断面〟が伝わる紙面づくりに努めます。(鵜)

2009年01月07日

七草がゆ

 もう20年以上になるはずです。旧河原町(現鳥取市河原町)で、囲炉裏のある民俗資料館を舞台に、民俗行事を子どもたちに伝承しようという取り組みが始まりました。地域の中高年齢者が集まり、会を結成。手作りで多くの行事をしていました。ちょうど地域活性化という言葉が流行し始めた時で、各市町村ではさまざまな取り組みが展開されました。その後、市町村合併や過疎、担い手不足などの問題で、続かなくなった取り組みも多いのですが、河原町の取り組みは今も続いています。当初、会の方々は身の丈に合わせた取り組みを…とコメントしておられましたが、ここまで続けば大いなる繰り返しであり、取り組みそのものが民俗行事といってもいいのかもしれません。7日には七草がゆと鳥追いがありました。昔、取材にお邪魔した時に囲炉裏端でごちそうになった七草がゆの味を思い出しました。(理)

2009年01月05日

謹賀新年

 明けましておめでとうございます。新聞社は元旦から動いていますが、大半の役所、企業はきょうが仕事始め。朝の出勤は久しぶりに混むかなと思っていたところ、意外とスースー。昨年来の相次ぐ工場閉鎖、派遣労働者の雇い止め、工場の休業期間の延長などの影響なのでしょうか。
 今年前半の取材の重要なテーマはやはり「雇用」です。3月の年度末にかけて、雇用情勢がどう変わるのか。しっかり読者に情報を提供しようと考えています。
 3日付から1面で年間企画「自照自輝」をスタートしました。第一部のテーマは「働く」。新たな一歩を踏み出し、人生前向きな人間像をルポしています。明るく元気の出る日本海新聞に今年もご期待ください。(M)