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消費不況と買い物

 どこに行っても経済情勢の話になります。企業経営のみならず、小売店、飲食店、さらには家庭まで。景気の後退がいかにわれわれの生活を直撃しているか、厳しい状況が続いています。
 鳥取県にUターンし、かつてにぎわっていた中心市街地の空洞化を目の当たりにしました。人通りがなく、シャッターが下ろされた店が目立ちました。一方、その中でも毎日店を開けて商売を続けている高齢の商店主もいました。長く続く消費不況、この小さな商圏の中で、一日店を開けていても期待する利益は見込めません。しかし、しっかりと商店街を、町を守り続ける人の姿がそこにありました。
 数年前から、自分の中で実践していることがあります。それは可能な限り、地元の店で買うということです。他地域の量販店に行けば、確実に欲しい商品は見つかり、それは地元の小さな店よりも安く価格設定されていることは想像つきます。それでも、この地域で頑張っている人の店を使いたい、という思いのようなものです。
 昨年も、ある商品を頼まれて地元の小売店を何店も探して回りました。結局、探し物は見つからず、他地域の県外資本の量販店で購入しましたが、それでもちょっとした満足感がありました。(鵜)

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