人間が住んでいる島
国会記者会館内の「八日会(ようかかい)」は一足早く、異動の季節。全国の地方紙や農業新聞が机を並べる記者クラブにあって23日夜、琉球新報社のO記者を見送りました。
本社は沖縄県那覇市。沖縄と言えば基地、観光、リゾートを連想します。が、O記者はお別れのあいさつで「沖縄というのは人間が住んでいる島だということを言いたかった」。その言葉の奥底に、外の者には計り知れない内なる思いと、地方紙記者としての使命を感じました。
O記者は一面コラム「金口木舌(きんこうぼくぜつ)」を毎週木曜に担当。昨年十月にはトライアスロン宮古島大会の常連だった俳優の峰岸徹さんを追悼するコラムを執筆していました。名脇役だった峰岸さんはアカデミー賞を受賞した『おくりびと』にも出演しています。(風)