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対岸のミサイル

 北朝鮮が「人工衛星」と主張する長距離弾道ミサイルの発射予告期日は最短で明後日。昨日、ミサイル発射に関する有識者のフォーラムが東京都内であり、聴講しました。講師の1人は共同通信客員論説委員の安尾芳典さん。境高校の第17期生です。
 なぜ、この時期の発射か。「オバマ政権の発足直後であり、6カ国協議などに入る直前。9日開かれる予定の最高人民会議の直前に行う。北朝鮮としては6カ国協議での交渉の優位性を持つと同時に国内的にも体制強化を図るもの」と安尾さんは展望しました。
 安尾さんの話に耳を傾けるのは2回目。前回は核実験の実施を発表した北朝鮮の動向が注目された2006年の秋、境高同窓会での講演です。日本海をはさんで朝鮮半島と向き合う鳥取県にとっても北朝鮮情勢は関心事。県内には北朝鮮による拉致被害者の家族も暮らしています。
 不安をあおる報道は避けるべきですが、人工衛星打ち上げを予告した北朝鮮の動きとその真意、そして日本の対応、海外の反応を注視しよう、と安尾さんと同じ在京記者として考えています。(風)

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