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日本かい新聞

 9年前のいまごろ、姫路支社を創設して日本海新聞姫路版を発行していました。おかしなもので山陽側の人々は「にほんかい」の音が「日本海」と結びつかないのです。電話帳を注文した時、受付嬢に「にほんかい」とはどんな字ですか、と何度も聞かれました。挙句の果て送られてきた電話帳には「日本かい新聞さま」と書いてありました。「日本の新聞なのかい?」と尋ねられたようで、思わず苦笑いです。また、梅雨時にある姫路ゆかた祭の時です。その数、日本一と称される露店が軒を連ねることで有名です。記者が店が並ぶ場所の仕切り役を務めた方を取材したことがあり、祭り本番でその仕切り役の方を記者から紹介されたことがあります。「いやあ…お世話になったねえ」「いえいえ、こちらこそ」。そうすると、仕切り役の方の家族が「こちらはどちらの新聞社の方?」と尋ねられました。仕切り役の方は「えー、海がついたな、そう、瀬戸内海新聞の方だ」。山陽側では「海」と聞けば真っ先に瀬戸内海を連想するのだと妙に感心した覚えがあります。(閑)

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