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ふるさと「再発見」

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 先日、新温泉町の観音山(標高二四五㍍)に登ってみました。山頂付近の展望台に到達するには、ふもとの天台宗相応峰寺から三、四十分かかりました。
 ここに登るのは十五年ぶり。あの時は二十代前半。楽々登れた記憶がありましたが、この日はスタートから五分後に後悔しました。すぐに息苦しくなって、耳の後ろを汗が流れ落ちて…。
 「お先に!」。ふもとで地元の高齢者大学の皆さんに、そう言い残して歩き出した手前、恥ずかしくてリタイアすることもできません。休み休み、でも追いつかれないように、ずっと下を向いて一歩一歩前進。気分転換のはずのハイキング登山は心の鍛錬の場と化しました。
 しかし、やっとの思いでたどり着いた展望台からの眺めを見て「来て良かった」と思いました。青い海や松林、漁港が一望でき、爽快(そうかい)でした。昼前から弁当を持って登るのがいいかもしれません。
この町に長年いますが、まだまだ知らない場所がありそうです。(雲)

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