いざというときのために
新型インフルエンザの感染拡大によって大阪府や兵庫県内の保育所、学童保育が1週間休みになった事態を、働くお母さんはどのように乗り切ったのか。本紙6月3日付くらし・家庭面は母親同士が交互に子どもを預け合った事例を紹介していました。
保育所の閉鎖は保護者にとっては突然の〝危機〟。人口が密集する東京都では板橋区が5月1日に緊急時保育の希望者の募集を始め、当時、その取り組みは先進的だったためマスコミの注目を集めました。
緊急時保育の対象として警察や医療など社会機能維持の仕事に勤務する保護者だけでなく、「その他の事情により家庭保育ができない」場合も受け付けたところ、760人を超す申し込みがあったとのこと。「もっと少ないと思っていた」と板橋区の担当者は話していました。
新型の感染が終息の方向にある現在、混乱していた社会は落ち着きを取り戻しましたが、不測の事態は世間にありがち。「いざというときのために、普段から母親同士の連携を取っていた」とは前出の働くお母さんの言葉です。(風)