不思議なランキング
石川ではオタマジャクシが天から陸に降ってきて住民を驚かせています。竜巻が似たような現象をもたらすそうですが、肝心の竜巻が発生した形跡がないのですから、不思議です。天から降ってきたわけではないのですが、わが社のHPでもそれと同じぐらい不思議な現象が起きています。記事のアクセスランキングが掲示されているのはご存知でしょうが、よく但馬版のニュースがトップに躍り出るのです。このコラムを書いている時の首位は「元禄期 豊岡藩士は生活苦 内情知る書状など発見」。兵庫県の豊岡市教委が発表したニュースをわが社の豊岡通信部の記者が報じたものです。そして第2位は『「こんな馬鹿な話ない」韓国側の違法操業に怒り』。香住漁港の話題を記事にしたものです。この第2位のニュースはHPにアップされた時、瞬間風速ではありますが、全国の新聞社でつくる47ニュースで全国1位のアクセスを記録しました。
わが社が但馬版を発行しているのは美方郡内だけです。ここの人口は3万7000人ほど。HPの利用度も当然県内よりも少ないと思うのですが、なぜこんなにもアクセスがあるのでしょう。ニュースの内容も決して全国から注目されているものではありませんが…。
この不思議を但馬支社のデスクに問い合わせたら、あっさりと謎を解いてくれました。但馬地区のニュースを丁寧にきめ細かく報じている媒体はわが社ぐらいだそうです。そのため、わが社のHPは但馬地区のことが知りたい兵庫県の人々からすれば結構人気のサイトになっているわけです。当然、アクセスランキングが上位にあればニュースに関係のない人でも「どれどれ」とクリックするのは世の常です。こうして兵庫県とは縁もゆかりもない「ファン」を巻き込みながら、但馬発のニュースがランキング上位を独走しているのです。但馬支社の記者はわが社で最も読者の少ない新聞にしか記事を書いていませんが、意外にわが社で最も読まれているニュースを報じているのかもしれません。(理)