『弩』執筆こぼれ話
「農民が侍を雇った」と伝わる智頭町那岐地区の史料をもとにした今年5月発刊の歴史小説『弩(ど)』は智頭をはじめ船岡、佐治、用瀬と因幡地方の地名が登場し、親しみを覚えます。読み進めると、境港の名も。
「境港と言えば有名じゃないですか。水木しげるさんの古里ですよね」と著者の下川博さんは物語に「境港」を挿入した理由を明かしてくれました。「地元(鳥取県)の人に愛され、受け入れられるように」考えたとのこと。執筆にあたっては格差が広がる現代社会に問い掛ける視点もあったようです。
下川さんのインタビューをベースにした記事は近日、本紙に掲載予定。(風)