
定期貨客船の緊急プロジェクトチームを立ち上げるための会議に出席した青木出納長(右)

6月県議会本会議で、議員の質問に答える形で退職を前にした心境を語る青木出納長
鳥取県の青木茂出納長が10日付で、退職されます。8日にあいさつに伺うと、いつもの笑顔で「お世話になりました」。お世話になったのはこちらのほうです。
6月議会の本会議で心境を聞かれた出納長。「平井知事の下で仕事ができたことを感謝している」と話しておられたのが印象的でした。その最後の仕事として、念願の定期貨客船の就航が実現しました。なかなか具体化しない計画に大丈夫かと尋ねる記者に対し、自信を持っておられました。そこには信頼関係ができていたのだと思います。
出納長はまた、「境港管理組合事務局長をしていたときから、対岸諸国との航路の開設は夢だった」とも。いい花道となりました。
青木出納長は、民間など「人」や地域をよく知っておられる県職員でした。県庁内にとどまらず、外との付き合いができる人。情報通でもありました。その人脈は県西部総合事務所長時代に花開き、代わられてからも、米子で「県の青木さん」の名前はよく聞きました。
今だから明かせますが、その人望から某市長選の候補に名前が挙がったほど。実現はしませんでしたが、そのやり取りの中で地域のことを愛しておられるのがよく分かりました。
出納長は「しばらくゆっくりする」と言っておられましたが、周りがまだまだ安気にさせないのでは。今度はどんな形で再会できるのか、楽しみです。本当に長い間、ご苦労様でした。(鵜)