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2009年08月27日

不気味…新型インフル

 短い夏が過ぎ、あっという間に秋です。そして想像以上のスピードで、再流行の兆しをみせているのが、新型インフルエンザ。新型インフルによる全国5人目の死者が長野で出たようです。
 ある程度は予想していましたが、こんなにも早く再流行が伝えられるとは、正直思ってもみませんでした。ワクチンの生産量も十分ではないようです。何となく国の対応が後手後手に思える中で、国民にも緊張感がありません。今は全国津々浦々、総選挙が一番の関心ごとでしょうが、流行は待ってくれません。
 症状や感染力、新型ゆえに十分な情報がなく不気味です。うがいや手洗いの励行などできる対策を万全に、インフルを迎え撃ちましょう。(風)

2009年08月26日

名伯楽のさっちゃん

 世界陸上の女子マラソンで銀メダルに輝いた尾崎好美さんの師匠は鳥取市出身の山下佐知子第一生命監督。テレビで教え子の快挙に喜ぶ姿を見て、懐かしい思いでいっぱいとなりました。
 鳥取大学時代に何回か取材に応じていただき、その後世界のマラソンランナーへ。世界陸上銀メダル、バルセロナ五輪4位など輝かしい競技歴を経て、指導者の立場に。数年前、対談でお会いした時も昔と変わらぬ「さっちゃんスマイル」で接していただきました。
 教え子をメダリストに育てた手腕はまさに「名伯楽」。次はロンドン五輪の金メダリストの育成を期待しています。(M)

2009年08月13日

100年に一度

 国土交通省のホームページをのぞくと洪水のシミュレーションがあります。大雨が降り、例えば千代川の堤防が決壊すると鳥取市内はどうなるのか-などですね。県庁は比較的被害が軽いのですが、鳥取市役所は深刻なダメージを受けます。さらに、日野川工事事務所のHPはもっと具体的です。米子市役所やJR駅などランドマークの写真に洪水のシミュレーションが合成してあるのです。3メートル近く水没する米子市役所がリアルに表現してあります。
 先の兵庫県北部西部豪雨で、大きな被害が生じた佐用町では役場が早くに浸水し、危急時の対策拠点機能がマヒしてしまいました。先述したように、千代川や日野川が決壊すれば市役所など災害対策拠点となる施設も浸水する可能性があるだけに、万が一の時、大丈夫かと心配になります。ちなみに国交省のHPは100年に一度の大雨として2日間で千代川に325ミリ、日野川に306ミリ降った場合を想定していますが、佐用町を襲った豪雨は24時間で326ミリでした。ゲリラ豪雨は万が一どころか、今ここにある危機なのです。(閑)

2009年08月11日

「町村党」の主張

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 「地方建たずして国建たず。農建たずして国建たず」。11日、全国町村会が衆院選マニフェスト(政権公約)に対する意見書を自民、民主各党に提出した際、福島県の町村会長はこう訴えていました。
 全国の町村の多くは農山漁村地域として食料の安定供給、水資源の涵養、自然環境の保全を担う。その価値を守るマニフェストを求めて東京・永田町の両党本部を訪れた町村長の行動には少子高齢化、過疎化に直面した将来への憂いがあります。
 政党に物申す姿勢は全国知事会が目立ちますが、「町村会の抱える課題を知事会では代弁できない」と鳥取県町村会長の吉田秀光三朝町長。今回の直談判を通して町村会を「町村党」とネーミングしていました。
 小さな町、村の声にも耳を傾け、真摯に対応する政党はどちらか。麻生太郎首相(自民党総裁)と鳩山由紀夫民主党代表の党首討論が12日に予定されています。(風)

2009年08月09日

もっと語学を勉強していれば

 韓国江原道の有力地方紙、「江原日報」の一行が鳥取しゃんしゃん祭などの視察で鳥取県を訪れています。8日は本紙の編集担当者と意見交換がありました。
 その席で、江原日報の記者より「日本語を話せればと思った。帰って勉強したい」との声がありました。私もまったく同感で、こういう場に出席するともっと語学を勉強しておけばよかったと思います。
 韓国語の日常会話が書かれたメモを持って行ったものの、通訳がいなければ会話になりませんし、やはりワンテンポずれます。互いの国の言葉がしゃべれて意思疎通できれば、話の内容も濃いものとなります。
 語学をもっと勉強しておけばと思ったのは、先月モンゴルでの北東アジア地方政府サミットでも。平井知事とロシア沿海地方の知事が英語でしゃべっている光景はうらやましくもありました。
 英語は中学生のときは好きだったのですが、大学時代は出席日数が足りなくて単位を落とすぐらいですからどうにもなりません。第2外国語「ドイツ語」など習ったことも忘れています。
 モンゴルの女性通訳から図書館などに通って日本語を勉強したことなどを聞きましたが、努力の大切さが身にしみます。
 定期貨客船の就航で韓国から鳥取県を訪れる観光客は今後ますます多くなるでしょう。本紙も引き続き、江原日報と記事交換などで連携していく考えで、コミュニケーション力が大切になります。
 本紙北東アジア面の韓国語講座を切り抜いて、ちょっとでも勉強をしようと思っています。(鵜)
 

咲かそう「七心の華」

0908091.jpg 鳥取県の県花、二十世紀梨の花をモチーフにしたピンブローチが完成しました。ピンブローチは男女問わず、スーツの胸部分に付ければアクセントになり、ちょっとおしゃれです。
 製作したのは倉吉市内の印刷会社。この会社は県の鳥オシドリ、県魚ヒラメのピンバッジを作っており、梨の花ピンブローチは第3弾です。
 今回も台紙付きですが、そこには梨の花言葉「和やかな愛情」にちなんだ7つの言葉を添えています。その言葉を「七心(なし)」と呼んでいるのがミソ。七心は「温かい心」「優しい心」「朗らかなわたし」「誇りを忘れない」など。7色の台紙の七心から好きな言葉を選べるようにしています。
 そこで7日に、県内農業団体トップの坂根JA鳥取県中央会長に完成報告。「二十世紀梨の花は誇り」と胸に付け、気に入っておられました。
 民間から鳥取県をアピールする取り組みですが、シリーズの最後を飾る梨の花ブローチ。これからも七心(梨)を大切にしたいと思います。(鵜)

2009年08月07日

神鍋でジオウオーク

 約3・7㌔もある国道482号蘇武トンネルの開通で、鳥取方面から神鍋高原(兵庫県豊岡市日高町)は、国道9号を経由して車で1時間余り、ずい分近くなりました。
 スキー場で有名な神鍋ですが、四季を通じそれぞれの楽しみ方があります。先日初挑戦した神鍋山(469㍍)周辺の散策もその一つ。
 約2万年前の火山活動でできた神鍋山の頂上にある周囲750㍍、深さ40㍍のすり鉢状の噴火口は、噴煙が上がっていなくても、それなりに壮観で、想像力をかきたてられます。噴火で流れ出た溶岩流の痕跡がわかる滝や淵、火山層が観察できる場所などがふもとを中心に点在しており、地球の歴史の一幕を垣間見ることができます。
 そういう意味では、神鍋もジオパーク。世界登録を目指す山陰海岸とは一味違う〝ジオウオーク〟になりますよ。(雲)

2009年08月05日

人の出入りの激しい港町

 従来の水木しげるロードに日韓ロ定期貨客船、移動水族館が加わり、この夏、境港は人の出入りが激しくなっています。
 DBSクルーズフェリー社が6月末に就航させた定期貨客船は、好調なツアー客のほか、個人客も見られます。和歌山から子連れでウラジオストクの妻の実家に里帰りする、日ロのカップル、船旅を望み、名古屋から来て乗船し韓国の列車の旅を楽しむ鉄道マニア、オートバイでユーラシア大陸を横断し、次にアメリカ大陸横断を目指すためウラジオストクから乗り込んだイギリス人…とさまざまな人生模様をうかがえます。
 夢みなとタワーで開催中の移動水族館「ニューカレドニアと南の島の水族館」には鳥取県内をはじめ、松江、出雲など島根県内からの来場者も多いです。
 定期貨客船が広く国内外の人に利用される可能性や、人口集積地の中海・宍道湖圏域にある境港の地理的優位性を感じます。交流人口の拡大による地域活性化に、さらに知恵を絞りたいものです。(酒)

モンゴル日記(3)

379.jpg<蛙の子は蛙>
 モンゴルの草原で繰り広げられたミニ・ナーダムで、この〝一座〟の女の子が見事な手踊りを披露しました。心にしみる馬頭琴の音色でも、激しい民族舞踊でも上手に合わせます。テントの前で控えめに踊っていたのですが、完全に主役を食っていました。観客からも「一番良かった」と最優秀演技賞の声。県の文化観光局から日本のまつりのうちわをプレゼントされました。将来、この一座をしょって立つ日は近い!


336.jpg<夢のあと>
 ウランバートル市内には、モンゴル国の最後の皇帝が住んでいた「宮殿」があります。中に入って驚きました。中庭などが草ぼうぼうです。どうしてきれいにしないのか不思議です。日本ならたぶん市内観光の重要スポットでしょう。モンゴルもいろいろな時代を経験し影響も受けていますが、こういう建物がこういった状態である、それもまたモンゴルらしいのか。ちょっと日本では考えられない光景でした。


324.jpg<驚きの軟らかさ>
 今回のサミットでは、主催県であるモンゴル中央県に大変お世話になりました。本会議終了後、平井知事や県、環境・大学協議会の出席者らを招いてホテルで歓迎レセプションがありました。ここでのステージは見ごたえ十分でした。民族衣装を着たモデルに始まり、民族楽器などの演奏会、伝統舞踊などが次々に。なかでも恐ろしいぐらい、体の軟らかい女性の演技が。これにはあ然。「世界びっくりショー」のようでした。


293.jpg<成果を残して>
 定期貨客船の航路を活用し北東アジア地域の共同発展を目指すことなどを盛り込んだ宣言文に署名する平井知事。手前はロシア沿海地方のダリキン知事。平井知事も言うように今回のサミットは、成果がたくさんありました。段取りに奔走した県職員の皆さま御苦労様でした。特に田口係長は訪問団の世話で大変だったと思います。ブログを通じて、感謝。バヤルラー。(おわり)(鵜)

2009年08月04日

イワガキの王様「夏輝」

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 夏とは思えぬ天候が続いていますが、先日、鳥取県の夏を代表する味覚、イワガキの「夏輝」を食べる会がありました。とにかくでかい、出されたのは6、7年物ですが、風格があります。すでに下準備されており、パカッと開けると、磯の香が。レモンなしでかぶりつくと、口の中に〝海のミルク〟が広がりました。これぞ旬の味。「食のみやこ」を実感しました。
 出席者に農林水産業関係者がいて、「この殻を畑に持って行き、作物のそばに置いておくと、自然と割れて殺菌作用がある」と言っていました。昔から食べ終えた貝は畑に持って行ったそうです。勉強になりました。
 山陰の海の荒波にもまれたイワガキ、海中で長い時間をかけて成長する。やはり養殖物とは違います。「夏に輝く」というネーミングもぴったり。口に入る機会はなかなかありませんが、鳥取県が自慢できるものです。(鵜)

韓国パワー、大山にも

 先日の日曜日、プライベートで20数年ぶりの大山登山。尾根筋の夏山登山道の3合目あたりから雨が強くなり、雨具を着ての難行苦行の山登りとなりました。5合目、行者谷コースとの合流地点を過ぎ、あえぎながら登っていると、後ろから韓国人登山者が次々と追い越し、「こんにちは」ではなく、「アンニョンハセヨ」のあつさつに。
 昼過ぎ、やっとのことで山頂にたどりついたところ、思わぬ光景が。頂上は韓国人登山者で埋め尽くされ、韓国語が飛び交う騒々しさ。「ここは日本? 大山?」と錯覚してしまうほどでした。
 韓国人登山者が増えた理由と課題は4日付の日本海新聞に詳報していますので、お読みください。記者が調べたところ、この日の韓国人登山者は約300人。日本人の登山者をはるかに上回る韓国パワーに圧倒されました。
 境港と韓国・東海を結ぶ定期貨客船を利用した登山者ということで、韓国で大山が手ごろな山として宣伝されているようです。定期貨客船就航の思わぬ副産物でしょう。日本人と韓国人の登山愛好者が触れ合ういい機会ではないでしょうか。まずは大山の国際化(標識整備、大山寺の受け入れ体制など)が急がれます。
 逆に日本人は韓国の山を知っているのでしょうか。江原道の雪岳(ソラク)山ぐらいでしょう。韓国の登山対象の山を紹介し、境港から船に乗って手軽に韓国登山を楽しむことができれば、新しい交流も生まれるのではないでしょうか。(M)

2009年08月03日

モンゴル<番外編>

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 まさか「コナン」だとは思いませんでした。先の北東アジア地方政府サミット。平井知事の背広の胸に、なんと「名探偵コナン」のピンバッジが。知事は自他共に認める〝ピンバッジコレクター〟ですが、北東アジア5地域の代表が集まるサミットに「コナン」を選ぶとは。もう一つ県のスイカバッジを付けており、まるで北栄町の宣伝マンのようでした(特産の大栄スイカ、青山剛昌氏は旧大栄町出身)。
 コナンは台湾など海外でも人気がありますが、さすがに他地域の知事も日本の人気アニメだとは知らないのでは。たぶん、胸のバッジを見て「ヒライはアニメオタクか」と思ったことでしょう。
 写真はダリキン知事(ロシア沿海地方)との定期貨客船支援の協議会設置の交渉場面。緊迫した、この日のヤマ場でした。しかし、平井知事の胸にはアニメキャラが。これでまじめな話をされても…。ダリキン知事もコナンのようなキレのある答え(解答)を連発する平井知事に、思わず了解。平井知事はこうして、難題(事件)をかたずけました。
 一方、私は世界遺産登録を目指す「三徳山」のピンバッジを付けて行きました。倉吉の経済人が作ったもので、モンゴルでも三徳山をアピールできればとの思い。バッジは最後の夜、大学教授協議会のホストを務めたモンゴルの大学学長にプレゼントしました。きっと、学内でも付けてくれていると…。
 コナンと三徳山のピンバッジは海を越え、モンゴルへ。9月には韓国江原道で再び3知事が会って協議会組織を発足させます。実はもうすぐしたら、県の鳥オシドリ、県魚ヒラメに続く、第3弾のピンバッジが完成します。これは韓国にもあり、コナンよりも理解されると思います。知事、付けて行ってもらえますか?(鵜)

モンゴル日記(2)

0908031.jpg<モンゴルの空>
 モンゴルで一番印象的だったのは、空でした。草原が続く雄大な景色の中、空がものすごく近くに感じました。稜線もきれいでした。標高が高いからかもしれませんが、雲まで違って見えます。草原にころがる何億年かかってできた木の化石に腰掛けて、しばらく見とれていました。ゆったりした気持ちになります。ただ、紫外線が強いため、すぐに焼けます。


0908032.jpg<英雄>
 騎馬軍団を率い、大モンゴル帝国を築いたチンギス・ハーン。写真はモンゴル中央県に登場した巨大な像です。建物内には会議室や飲食店などがあり、階段を上って大きな顔と対面できます。周辺は整備中でゲルなどを配置し観光施設となるよう。山の斜面にも、Tシャツにも、ウオッカのボトルにも、チンギス・ハーン。国の英雄ということがよく分かります。


0908033.jpg<馬頭琴>
 モンゴルの草原で、民族楽器の馬頭琴の演奏が披露されました。前日ホテルでのレセプションでも演奏を聴きましたが、非常に心地よい音色です。この地に合った音楽です。帰鳥後、鳥取市弥生町で三味線の演奏家と話をしましたが、やはり馬頭琴の音色の素晴らしさを語っていました。機会があれば、もう一度聴いてみたい。


0908034.jpg<恐竜の化石>
 ウランバートルの中心部に「自然科学博物館」があります。ここには恐竜の化石が展示されています。モンゴルの南にはゴビ砂漠があり、館内の当時の様子を描いた絵によると、大小の恐竜がいたようです。チラノザウルスと思われる恐竜の頭部の化石もあり、結構感動しました。ただ、恐竜の化石は写真撮影できませんでした。残念。(鵜)