高速千円時代
シルバーウイークは県外に出かけましたが、高速道や観光地はゴールデンウィーク並みの混雑でした。民族大移動という観点でいえば「シルバー」ではなく「ゴールデン」と形容したいぐらいです。高速千円はわれわれの想像をはるかに超える「移動欲」を人々にもたらしているようです。これでGW、お盆、SWと3回の集中的な「高速千円」を体験しましたが、ひとつ思うことがあります。高速千円で押し寄せる観光客への対応を誤れば、観光地としての競争に脱落するということです。
高知の例を挙げましょう。坂本竜馬を主人公にした小説とそのブームで高知は一躍観光地にのし上がりました。ところが急増した観光客への対応を誤り、GWには宿泊できなかった観光客が駅で一晩明かすなどの現象が生じたのです。が、えらかったのはここからです。官民一体となって宿泊施設の確保に乗り出しました。公務員や教員の研修用施設やユニークなところでは保育園、お寺などがGW時季だけ宿泊施設となり、観光客を迎えたのです。わたし自身も保育園に宿泊したことがあります。当然、夜は歓楽街に繰り出し、カツオのタタキを満喫しました。それ以来の高知のファンで、年に1回は必ず旅行し、毎回、高知料理を楽しんでいます。
高速千円時代を迎え、観光地としての能力を一時的に上回る集中豪雨的な観光客が押し寄せるようになりました。一時的ですからホテルや本格的な駐車場を増やすなど恒久的な対策は効率が悪く不可能です。とは言え、対応を怠れば観光客に悪イメージが定着し、そっぽを向かれるでしょう。
SW中、鳥取砂丘に生じた混雑のニュースを聞くと不安がよぎりました。いまこそ、腕の見せ所です。英知を集めて対応したいものです。(理)
コメント
ブログを読ませて頂きました。私も危惧を感じている一人として、意見を述べたいと思います。
確かに高速料金が安くなる事は国民にとって良い事だと思います。
しかしその先にどんな問題が起きるかを検討した上で政策の決定をして欲しいと願っています。
今回の民主党の高速無料化も良い事だと思います。その先のそこで働いている人達の将来は?補修の経費はどこが負担するか沢山の問題が出て来ると思います。しかしそこにマスコミも含めてニュースにさえ取り上げられません。
以前境港大橋が無料化になった時も再就職も出来ず苦しんでた人を見てきました。そんな小さな事業でも苦しむ人達の存在を無視して政策の決定をする政府に対し、何をか言わんやです。
ダムの中止でも時の政府と合意に至る迄紆余曲折が有って決断をした住民に対し話し合いをする前に決断をしてしまう政府に貴方はマスコミの一人としてどう思われますか?色々な思いを犠牲にして決断した住民の苦しさを余りにも無視した政策に怒りを隠しきれません。いつでも国民不在の政策、これが政治なんでしょうか?
三権分立が本当に守られてるのでしょうか?主権は国民に有る筈なのに国民が意見を述べないうちに政策が立案されてしまう手法に疑問を感じます。
投稿者: HAMANOIMOTA | 2009年10月02日 17:16