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核なき世界

 国連安保理が24日、画期的な決議を行いました。被爆国・日本の願いもむなしく、核軍拡を続けていた核保有国が「核兵器のない世界」を目指すと宣言したのです。オバマ米大統領のリードですが、トップが代わるとここまで変わるのかと正直驚きです。イランや北朝鮮などへの核拡散を防止する狙いもあり、核廃絶は本当に可能なのかまだ疑心暗鬼ですが、一歩踏み出した勇気は高く評価できます。
 オバマ大統領の4月のプラハ宣言を機に、世界的に核廃絶のうねりが高まっています。本紙が8月の終戦記念日に向けて「戦争と平和を考える」をテーマに読者から投稿を呼びかけたところ、例年の倍以上の100通を超える生の声が届きました。12回にわたって特集しましたが、核問題を取り上げた投稿も多く、切実な思いが伝わってきます。世界が動き出した今、やはり世論の力は強いと思います。オバマ大統領は来年春にワシントンで核軍縮サミットを開く意向ですが、ワシントンではなく広島で開くべきでしょう。(山)

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