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期待のロブスター

 「境港からコンテナでロシアへ輸出したい」。先日、高松市で開かれた、環日本海航路利用促進懇談会で、ある貿易会社の会長が発した一言に、境港貿易振興会などの関係者は色めき立ちました。
 6月末に就航した日韓ロ定期貨客船は、まずまずの旅客利用があるものの、貨物が低迷しており、のどから手が出るほど荷主を求めているからです。
 この貿易会社は岡山市の「ジャパン ユナイテッド」。本多豊大会長によると、南アフリカ西方の南太平洋の英領・トリスタン島で漁が行われるロブスターの販売権を持っており、ロシアへの輸出を考えているとのことです。
 輸送ルートはケープタン経由で、船で神戸に陸揚げし、境港まで陸送。定期貨客船に積んでロシア・ウラジオストクへ運びたいとのことです。
 ロシアとの貿易は為替手形なし決済が原則のため、リスク回避へ通常の銀行間の信用状決済が可能かどうかなど、講師の在日ロシア商工会理事長に熱心に質問していました。
 同社は現在、ロブスターを主に日本の商社に販売しているほか、中国に輸出しているようです。ロシアへはカナダ産のロブスターが入っていますが、「勝算はある」とのことです。
 閉会後、鳥取県の出席者から「ロブスターは期待できる」との声が上がっていました。トリスタン産ロブスターから当面、目が離せません。(酒)

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