ゲゲゲのヒロイン

来春から放映されるNHK朝の連続ドラマ「ゲゲゲの女房」で漫画家・水木しげるさんの妻、武良布枝さんを演じる女優の松下奈緒さん(24)が30日、境港市の水木しげるロードを訪れました。
前日には、安来市大塚町の布枝さんの実家を訪れており、水木さん夫妻が育ったまちに触れて、役のイメージを膨らませるのが今回の山陰訪問のねらいです。
水木しげるロードでは、紫のワンピース姿の松下さんを着ぐるみのねずみ男が案内して回り、各所で報道関係者の撮影の注文に応えてポーズを取り、観光客の熱い視線を浴びていました。
松下さんは実際に会ったりした布枝さんの印象について「皆さんに愛されていて、優しくて、日本人が忘れかけた心を今でも持ち続けられておられる方」と話し、役づくりについて「こういう女性がいてほしいと思っていただけるような、温かい家庭を守り、夫を支え、見えない愛情でつながっているところをうまく表現できればと思っています」と言います。
ドラマへの抱負については「昭和のよき時代の温かい家族のつながり、大きな波があるわけではないけれど一生懸命生きている姿を、映像を通して伝えていきたい」と語ってくれました。
水木しげるロードは昨年過去最多の172万人の入り込み客がありましたが、今年は160万人余りに落ち着きそうです。来年は朝ドラの「ゲゲゲの女房」効果で、より多くの観光客に水木妖怪ワールドや、水木夫妻を生んだ山陰の風土の魅力を感じてほしいと思います。(酒)