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セラピーロード

 紅葉が美しい智頭町の芦津渓谷で行われた森林セラピー体験に取材も兼ねて参加した。山の雑誌「岳人10月号」で森林浴の効用を紹介していた日本医科大学講師の李卿氏が講師を務め、参加者は森林浴前後の血圧やストレスホルモンを測定。体調や心理面の変化も調べる本格的なセラピー体験だった。
 李先生いわく、「森林浴は血圧を下げ、血糖値を下げ、癒やし効果でストレスを解消。がん予防の効果もある」。数多くの科学的な検査で森林浴効果は立証されているという。杉の町、智頭町は森林セラピー基地づくりを地域づくりの一つとして力を入れ、芦津渓谷をセラピーロードとして売り出したい考え、という。李先生は「芦津渓谷は全国でもベスト3に入るセラピーロードになる」と太鼓判。あながちお世辞ともいえない正直な感想だった。
 中高年の登山ブームが続いている。健康増進が最大の理由である。どの山も年配の夫婦連れや女性の仲間たちであふれ、若い世代の登山者は少ない。あるデータによると、週に1回、5、6時間の登山を行えば、毎日1時間歩く効果と同じになるという。一方で中高年の遭難事故が多い。体力、技術、体調に合った安全な山登りを心がけてほしい。(M)

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